ワーケーション、という聞きなれない言葉が登場しました。
先日、菅官房長官の会見で初めて聞きましたが、果たして定着するでしょうか。
ワーケーションとは
働きながら休む、休みながら働く、というようなニュアンスで、ワークとバケーションが合体した言葉です。安直なネーミングですが、こういう和製英語は日本らしいですね。
休みながら働くとか、仕事舐めてんのか、と昔の人だったら怒り出すかもしれませんね。
実はこの言葉はコロナ以前より存在していたようで、あまり聞きなれない言葉ではありましたが、リゾート地で仕事をする、という意味です。
ノマドワーカーのような新しい言葉が次々と登場していたころのもので、ネットが普及し、働き方の価値観が急激に変わった時代を象徴するような言葉です。
実は自分自身も南の島に鍵盤とパソコンを持っていけばライブ以外の仕事ができてしまうということで、こういう暮らしっぷりには昔からあこがれていました。
GoToキャンペーンとの相性
政府がこの言葉を用いたのは、GoToトラベルキャンペーンと絡めたかったからでしょうね。
政府としては長期でどこか旅行に行ってもらって、どこかのホテルや別荘にこもってもらいリモートワークをしてもらうというのが、このコロナ患者が急増している中、一番やってほしいことなのかもしれません。
まぁそういう意味ではGoToキャンペーンとは相性はいいのですが、実際どこまでこの状況でそれができる人がいるのか、難しいところですね。
このワーケーション、定着するでしょうか。流行語大賞にもしれっとノミネートされて、そんな言葉流行ってないし!ってところまでなんかセットになってそうです。