コロナ禍の生き残り方、替えがきくビジネスモデルを


コロナがいつ解決するのか、そもそも解決しないのか、先のことは誰にもわかりません。

WHOはコロナの特効薬はできないかもしれない、みたいなことを言ってましたが、どうなることやら。

替えがきくビジネスモデル

どうしても仕事というと、責任もありますし、自分にしかできないこともありますし、これまでだったら多少具合が悪くてもやり通す根性って大事だったところはあったと思います。

むしろ美談になることもありましたよね。スポーツなんかでもケガを隠してプレーしたりとか、昔はそういうのを良いこととして捉える側面がありました。

コロナにおいてそれは通用しません。体調悪化を隠すことは悪とされるようになりました。この春に、180度変わりました。

これからのビジネスモデルを考える上で大切なのは、替えがきくビジネスモデルにしていかなければならないなということです。

ライブで替えをきかせるために

バンドの世界はどうかというと、例えばトークイベントとかインストアイベント、ラジオ出演のようなものですと、5人メンバーだったら一人くらい欠けてもこれまでも成り立っていたと思います。そもそもラジオとか二人や三人で出ることも多かったですしね。

ではライブだとどうでしょう?

まぁこれはバンドの考え方次第というところではありますが、こういったところをどう柔軟に対応できるか、というのも次の音楽業界のビジネスモデルを考える上では重要なところかなと思っています。

現実的にこれだけ連日感染者が増えている中で、15日のライブ前に自分が感染する可能性もありますし、一番悩ましいのは15日当日に具合が悪くなる可能性もあります。

昔だったら多少具合が悪くても当たり前のようにライブをやっていましたが、コロナじゃないケースでもこういったところを考えていかなければなりません。

人が多ければ多いほどこういったリスクは高まります。バンドよりも、演劇やミュージカルのほうが大変でしょうね。

ちなみに、自分の中では各メンバーが15日にコロナになったらどうするかの腹案は全てあります。

コロナは人を選ばない

柔軟なビジネスモデルのためには、お客さんに甘えなければならないこともあります。

15日のライブだって全員で出られないかもしれません。延期するかもしれません。嫌な言い方ですが、コロナ禍において、これはこういうものだとしてもらわなければなりません。

逆にバンド側も変化が必要です。お客さんが当日コロナで入院してしまう可能性もあるわけです。具合が悪ければ配信を見ることもできないかもしれません。そういった事情を考慮し、アーカイブに関してもなんらかの形で配慮する姿勢が必要と思っています。

ウィズコロナのバンド活動、まだまだ模索中です。