冷凍食品論争、それは『手抜き』ではなく『手“間”抜き』です


コンビニの総菜、冷凍食品など、多くのおかずが簡単に手に入る時代です。

昔よりも技術向上によりクオリティも格段に上がり、さらには夫婦共働きなども相まって、こういった食品産業への需要は今後もますます上がっていくことでしょう。

冷凍餃子は手抜きか

冷凍餃子を手抜きだろ、といったSNSを発端に、こういった冷凍食品を使うことを手抜きかどうかという論層が巻き起こっています。

これは以前より、例えば冷凍野菜を使うなんてありえないとか、レトルト食品なんてありえないとか、そういった論争はありました。何度か起きるこういった論争ですが、この内容も時代によって変わっているでしょうね。

『手抜き』ではなく『手“間”抜き』です

という味の素冷凍食品の公式ツイッターが象徴的でしたが、冷凍食品に対する考え方もこれからますます変わっていくのかなと思います。

コロナで需要増?

現在はコロナということで、外食を控える人もいることでしょう。しかしそれでも仕事量が変わることがないということで、今後は冷凍食品やレトルト食品、コンビニなどの総菜などは需要を増す可能性もあります。

さらにはこれまで長く続いていた好景気もてっぺんに差し掛かったということで、久々に不景気時代に入っていく可能性もあります。

こういった不景気は内需を高める傾向にあり、いわゆるストックを増やそうと無意識で行動します。ストックというのは、それはすなわち冷凍食品やレトルト食品がそれにあたるということで、そもそも不景気なときはこういった食品産業が伸びやすいという話もあります。

それに加えて、今回のコロナによりマスクやカップラーメン、ティッシュやトイレットペーパーが一斉になくなることを経験しました。まぁ一度慣れたので近いうちに緊急事態宣言がでてもこういったことにはならないでしょうが、家に貯えがあるというのは大事なことだ、という考え方を示すには十分だったでしょうね。

クオリティは今後もさらに上がる

とりわけ冷凍食品やレトルト食品に関しては、今もまだまだ研究開発が進められている分野です。今後はさらにクオリティが上がることになるでしょうね。

カップラーメンなんかも、昔からありますけど徐々に味も変わっていて気づかないだけで、食べ比べたら昔のものより今のほうがおいしいのではないかな、と思っています。

自炊文化がなくなるとはいわないですが、今も少しあるかもしれない冷凍食品やレトルト食品にある偏見は、そのうちなくなっていくのかなとは思います。中にはそういったものは絶対に食べないと決めている人もいるでしょうが…

今食べたらびっくりするかも?ぜひお試しくださいね。