きっかけはコロナ?音楽周辺機器の需要が高まる


コロナということで、リモートワークの割合が増えた方も多いと思います。

リモートワークならではのいいところ、悪いところということですが、コロナにかかわらず働き方が多様化しているということで、変化はそれなりにあるでしょう。

外耳炎とイヤホン

リモートワーク増加に伴い、音楽を聴きながら仕事をする人が増えたことにより、外耳炎を発症する人が増えているという記事がありました。

「外耳炎」のリスク、在宅ワークで高まる?対策を専門医に聞いてみた

いったいどれだけイヤホンをつけているんだという感じもしますが、1日に10時間もつけていればたしかにそうなるかもしれません。

音楽を仕事にする人も1日10時間音を聞かなければならない状況はあるかもしれません。それでもイヤホンで聞くわけじゃないですからね。

記事にはイヤホンの代わりにヘッドフォンやスピーカーでの視聴を、とあります。とはいえ、音を出しにくい環境であったり、イヤホンで集中したい人もいるでしょうからね。

コロナで音楽機器の売り上げは好調?

例えばイヤホンなんかは外で音楽を聴くためのものですが、コロナによって4月、5月は外出しにくい雰囲気もありました。そうなると、イヤホンの売り上げが下がるのかな、とも考えられます。

しかし、どうやらそういうわけでもなく、外出できないからせめて運動しようという機運も高まり、それに伴いイヤホンを買おう、となるケースであったり、リモートワークに伴うネット会議では声の重複防止のためにイヤホン着用がむしろマナーになるなど、イヤホンについては売り上げが下がっているわけではなさそうです。

また同様にスピーカーの売り上げが好調という情報もあります。

今ではスマホだけではなくノートPCもBluetoothは標準搭載ですので、よりいい音で仕事中に流したいという需要が高まり、手軽に楽しめるワイヤレスのスピーカーを買う、ということなのでしょう。

それ以外でも配信の需要増加とともにカメラやオーディオインターフェースが軒並み売り切れになるなど、こういった周辺機器については思わぬ追い風もあるのかもしれません。

コロナが終わりそうな気配はありませんが、終わったとしてもこういったリモートワークはある程度定着する可能性もあります。その中で、こういった機器についてはますます注目が集まっていくかもしれませんね。