QUESTIONより
新婚所帯に最大60万円まで賃貸、敷金、礼金、引っ越し費用補助金制度案が発表されました。 確かに新婚世帯にはありがたい制度ですが、これでは皆賃貸を選んで戸建住宅を買わない傾向が加速する様に感じます。戸建住宅関係の仕事してるのでこの辺り気になるところです。
少子化対策として、新婚世帯に60万円の補助金がでることが発表されました。実は今も30万円がでるんですけど、それが倍になるということです。
また金額以外にも緩和された条件もあるので、おさらいしてみましょう。
条件は厳しい?60万円もらうためには
結婚すればだれでももらえるわけではありません。
そもそも、結婚新生活支援事業に参加している市町村に住んでいないともらえません。実はこれ、なんと全国の15%ほどしか参加してないんです。なので、まずそもそももらえないという人が多いんですね。
まずはここを広げていくことが大事です。
次に年齢です。現在は34歳未満のカップルであることが必要でした。それが39歳未満へ変わります。これは男女どちらもその年齢であることが条件になります。晩婚化が進んでいる背景もあり、ここを拡大することは大事ですね。
また、世帯年収がこれまで480万円までだったのが、540万円未満までと拡大されることになりました。
戸建てまでの足掛かりとして
まぁたしかに質問者さんのいうように、戸建てを選ぶ選択肢がなくなってしまうのではないかという懸念もわからないでもないです。しかし、条件を見るからには、まだ戸建てという選択肢までたどり着かない若い夫婦のためのものかなという印象もあります。
とりあえずここで60万円をもらって、数年間は頑張って、それから二人でゆっくり戸建てを、ということでいいんじゃないですかね。むしろ最初の数年間に余裕が生まれることで、戸建て願望も促進されるかもしれませんよ。
まぁ金で釣るのかという話も出てきそうですが、なにかとお金のかかる新婚生活、こういう保障が手厚くなるというのはいいことですね。
スタート時期はまだ明確ではないようですが、結婚の予定がある方はちょっとこの情報を追った方がいいかもしれません。