円安、いったいどこまで進んでしまうのか。
125円を超えたらどこまで上がるかわからないという話は以前からニュース読みなどしていますが、こんな短期間で130円まで上がるとは、なかなかです。
現在もうすでに日本でも物価上昇が始まっていますが、現在は原油価格の影響やロシアのことも併せての物価上昇です。
夏あたりがどのような物価になっているのか、少し怖いです。
一部記事では150円なんて数字も見られるようになりました。おそろしい話です。
海外旅行が解禁も、円安
今年のGWは、久しぶりに制限なしの連休となっています。
海外旅行も普通に行けますよね。ハワイ行ってる人いますしね。
向こうではマスクもしなくていいということで、日本とはかなり違うライフスタイルを楽しめそうです。
とはいえ、旅行者にとってはこの円安は重要です。
1割円安になるということは、海外での物価が1割上がるということ。
このタイミングで海外旅行とは、円安の煽りをくらってしまいました。
とはいえ、そんなセリフはこれから円高になる可能性があってこそ。
はたして、このあと円高になることはあるのでしょうか。
これまでなんとなく為替は一定のレンジの中で動いているように思えましたが、もうそういった時代は終わったかのようにも思えます。
いつもニュース読みで円安がやばいといっています。
しかしそれは130円がやばいというよりかは、このあと円高に戻る気配がなさすぎることにやばいと感じているのです。
日本政府は容認、円安は本当にプラスなのか
今回の円安について、日本政府や日銀は容認しています。
また、アメリカ政府からもこの円安を懸念する声はあまり聞こえてきません。
実は同じように円安が進んだ2015年、16年あたりでは、円安にしたい日本政府と、それを牽制するアメリカ政府のせめぎ合いがありました。
トランプ大統領は日本のことを名指しで批判もしていましたし、そういった動きも重なり、125円を大きく突破することはありませんでした。
当時は、日本はかなりの力をいれて円安に誘導していました。
そしてたしかに円安に合わせて株価も上がっており、円安になれば株価が上がるんだなということを実感していましたね。
たしかに円安になれば日本製品は海外でお求めやすい金額になります。結果、たくさん売れるということです。
しかし今や完全に日本だけで完結して作ったものを海外に売るというケースは減っています。
これでわかりやすく日本の株価が上がっているのであれば、円安はプラスというのもまだ納得感もあるのですが。
そういった意味でも、アベノミクス時代の円安とは少し様子が異なっています。
自分自身これから円安になり物価が上がりスタグフレーションになるという話は昨年末にしていましたが、実はもうすでに自分の想像していたラインを大きく超えています。
どうなる日本の円安。これからも注目です。