2000円札と聞いて、懐かしい!と思う人もいるでしょう。でも、若い方はもしかしたら存在は知っていても見たことがない、という人もいるかもしれません。
2000円札が登場して18年
2000円札は2000年のプレミアムということで登場したお札です。記念紙幣ではなく、普通のお金です。銀行やコンビニなどで普通に使われてました。とはいえ、当時もやはりレアなものではありましたね。そうそう手に入るものではありませんでした。
でも、何回か使ったことあります。記念に一枚くらい残しておけばよかったな。こんなになくなるとは思わなかったので…
表面は沖縄の首里城、裏面は源氏物語という、通常のお札のように人物がではないものです。ちょっとおしゃれな気分です。
最近ではまったく見なくなった2000円札ですが、廃止されたわけではありません。財務省によると一億枚は流通しているとのことです。海外では200、2000といった単位でのお金はたまにありますけど、日本では基本的に1か5です。なかなか受け入れられなかったのか、そもそもの需要がなかったのか、残念ながら普及しませんでした。機械入れ替えのコストだけがかかってしまったかもしれませんね。
そしてこちらのサイトにはレアな2000円札の紹介があります。
2000円札は最大15万円の価値アリ!高値の条件&買取先を紹介
万が一見つけたら、絶対に使わないようにしましょうね!
5万円札の登場はあり得ない?
ずいぶん前ですが、5万円札の発行を検討していた時期がありました。坂本龍馬で作る、みたいな話です。一部の地域で盛り上がっていただけかもしれませんが。
スイスは最高額の紙幣は1000スイスフランです。これは10万円以上となります。そう考えると日本でも5万円札くらいはあってもいいのかもしれません。
しかしながら、おそらく5万円札の発行はよほどのインフレにならない限りはないでしょうね。まぁ缶ジュース1000円みたいな時代になってしまったらあるかもしれないですけど。
今はクレジットカードの普及だけでなく、Suicaのような電子マネーも一般的に使われるようになっています。お金のやり取りはキャッシュレスへと向かっています。少額のものもSuicaを使う人が多いですが、例えば家や車を買うときに現金で札束を持っていく人も少ないでしょう。5万円札の発行が消費を促すようになるとは思えない流れになっているのです。
インドは高額紙幣の発行流通を突然停止しました。理由はテロリストが高額紙幣の偽札を使っていることや、脱税や汚職で高額紙幣が使われているからです。日本でいきなり1万円札が利用できなくなるとは思えないですが、キャッシュレス社会は偽札対策や脱税対策にも有効で、中国や韓国がキャッシュレス社会として進んでいる理由はそこにもあるといわれています。
日本もいずれそうなるとは思いますけど、1万円札がなくなることも、さらなる高額紙幣が登場することもしばらくはないのかなと思いますね。