先日も中国で脱ガソリン車という話をしましたが、世界的にもこの動きが止まるとは思えません。
遅かれ早かれ、ガソリン力を使わない、新しいエネルギーで動く自動車が主流になっていきます。
その一つの選択肢として電気自動車がありますが、それ以外にもいろいろ選択肢はあります。
MIRAIはいよいよ販売へ
水素で動く自動車があります。
実は2018年の1月にこの水素エネルギーについてブログを書いています。
あのときはまだまだ未来のエネルギーのような感じもしましたが、今年の12月にはトヨタが水素で動く自動車「MIRAI」を販売します。
トヨタ、「究極のエコカー」燃料電池車を量産へ 生産能力を10倍に – ライブドアニュース
二酸化炭素の排出はなく、外に出るのは水だけという、夢のような乗り物です。詳しい話はブログで触れていますので、興味ある方はどうぞ。
水素エネルギーはとてもよさそうに見えますが、コストなどまだまだ問題点も多いです。電気自動車は極論どこでも充電できますが、水素は水素ステーションでしかエネルギー補給ができないというのも、今後の普及率次第ですが一つのネックになっていくでしょう。
EV以外の選択肢
こういった新しい動力の自動車も結局は電気で動かすことには変わりないんですが、家庭用電気のようにどこかで発電したものを蓄電して車を走らせるか、車の中で発電をするかの違いとなっています。いわゆるEVは前者、水素自動車は後者です。
水素を使った燃料電池以外にも、まだまだ開発中のエネルギーはいくつかあります。
ここ数年で話題なのが、原子力電池です。文字通り、原子力発電を超小規模でやるようなものです。かなり長寿で、メンテナンス不要で搭載機器よりも長生きできるというメリットもあります。リスクはみなさんの想像通り、壊れた際の問題です。仕組みとしては昔からあり、その長持ちするというメリットを活かしてペースメーカーに使用されたりもしていました。
将来的には現在のガソリンのように、動力もなにかにわかりやすく統一されるように思えます。今は脱炭素社会への一歩を進み始めたところで、将来的にはどんな技術が覇権を握るのか、ちょうど分かれ道のところにいるのかもしれません。