昨日のニュース読みでも紹介した話です。
北朝鮮の住民がTwitterを利用したというニュースを読んで、そうだ、ちょっと見てみようかなと思いましたが…
残念ながら二つのアカウントともに削除されていました。
北朝鮮の住人、Twitterアカウントを削除
北朝鮮の住人でTwitterアカウントを開設したのは二人です。
報道によると祖国平和統一委員会部長の人と、祖国統一研究院室長の人です。それがいったいどんな仕事なのかわからないですが、見た感じただの人ではないようですね。
ハングルだけではなく、日本語や中国語、英語でも発信をしているということで、どんなものなのか見てみたかったのですが、気づいたときにはすでに遅かったですね。
削除された理由はわかりませんが、Twitterを除いたところ日本人ユーザーからもかなりの批判もあったようですし、そういったところにも原因はあるかもしれません。
日本の報道でもでて、ちょっと話題になりすぎて怒られちゃったのかなあ。
北朝鮮のネット事情
北朝鮮でもネットってできるのかなあ、と疑問に持つ方も多いでしょう。
北朝鮮で日本や韓国のように世界中の情報へアクセスできる人はかなり限られた存在といわれています。
一応最新の報道でも、昔と状況は変わっていません。北朝鮮にお住まいの方はインターネットは利用できず、代わりに「光明網」という北朝鮮国内のみで利用できるインターネット(イントラネット)が存在します。
ちなみに国ごとに割り当てられるドメインですが、北朝鮮には「.kp」というドメインがちゃんと存在しています。もちろん、いくつかホームページも存在していまして、日本からもアクセス可能なものもあります。
対外向けのネット利用
そんな北朝鮮ですが、対外向けにネット利用を行っています。
YouTubeでは「NEW DPRK」という、おそらく北朝鮮のオフィシャルチャンネルがあり、多くの動画が公開されています。
同じようにTwitterでも北朝鮮での暮らしを垣間見ることができるようなアカウントがあったら面白いなと思い今回のものには期待していましたが、残念ですね。
近くて遠い国、北朝鮮。
拉致問題や核兵器など、日本人にとってはいいイメージがないのもまた事実です。しかし、そこでは多くの人が普通に暮らし、普通に生活しているわけです。
お互いに近くて遠い国ですよね。
インターネットの力でそこを切り開くことはできるのか、とても興味深いテーマです。