前にもTwitterで触れましたが、ビールのスペルミス問題。
サッポロビールとファミマが共同開発で作る商品が発売中止になったというものですが、その理由がなんと、パッケージデザインのスペルミスです。
ラガーのスペル、そんな気にしたことなかったな。LAGARは間違いで、LAGERが正解みたいです。
英語は難しいですね。Guitarとあるもんで、LAGARといわれてもそんなもんかなと思っちゃいそうです。それにしてもこんな大企業でも、こういったケアレスミスがあるもんなんだなぁ、と驚きました。
ミスった担当者の人はお腹痛いでしょうね。でもこれは誰にでも当てはまること…自分も気を付けなければなりません。
もったいない!食品ロス問題も再燃
近年は食品ロス問題が社会問題としてよく取り上げられています。自分自身も関心を持っている分野で、ブログでも何度か紹介をしています。
本来であれば12日に発売予定で、報道がでたのは9日です。どれくらいのタイミングで缶にビールを入れるのかわかりませんが、もうすでに入れ始めてしまっているタイミングであると予想されます。
しかし発売中止ということで、じゃあ入れちゃったビールはどうなるの?とだれもが気になるところ。
捨てるくらいならくれよ!なんて声も聞こえてきそうですが、やはり気になるのはこの時代の食品ロス問題。
パッケージのスペルミスで作ってしまったビールを捨てるなんて許されるべきなのでしょうか!
自主回収の判断基準
自分も法的にどうなってるのかわからないのですが、気になったのは食品にまつわる情報掲示の問題です。
例えばこれが全然違うところのスペルミスならばやっちまったで済んだかもしれないですが、「ラガー」というのはビールの中身に影響する単語です。
それが違うとなると、この商品はいったいなんなのか、というところが問題になるのかな、と思いました。
サッポロさん・ファミマさん、「EじゃなくてもAじゃないか!」キャンペーンはいかがでしょう?(井出留美) – Yahoo!ニュース
その後こちらの記事が上がっていたので読みましたが、自主回収の基準は「消費者に健康被害があるかどうか」とあります。今回の場合は販売前ですので自主回収ではありませんが、もし販売していたらどうなっていたんでしょうね。
記事にもありますが、今回の件がアレルゲン表示であれば販売停止、自主回収はマストかもしれません。しかし自分も、どうにかして作っちゃった分くらいは売る方法があればいいのになと思います。
こういうときにネット販売をしたらどうか
サッポロビールやファミマはユーザーも多く、またこういうスペルミスはついうっかりのもので誰にでも経験のあるものです。
誰もサッポロビールやファミマを悪く言う人はいません。
とはいえ、店頭で売るとめんどくさい客が「間違って買った!返金しろ」的なクレームがくる可能性もあります。
ならば消費者にスペルミスであることを承知してもらったうえで、理解してくれた人にネット限定で販売するとか、そういった柔軟さはあっていいと思うんですよね。
今は緊急事態宣言もでていて家で酒を飲む需要も増しているでしょうし、今回の一件で話題にもなりましたので、WEB飲みのネタにもちょうどよさそう。
こういうところ、企業も社会ももっと寛容になればいいのになと思います。