コロナになってからタクシーに乗る機会が増えた人もいれば、減った人もいるかもしれません。
人によっては電車を避けるために乗るそうですが、自分の場合は出歩く機会が減ったことから、タクシーに乗る機会は激減しました。
無賃タクシーで鳥取砂丘まで
タクシーに乗ったはいいものの、運賃を払わない、という問題は毎年何件か必ず起きます。
先日も、横浜から鳥取砂丘まで移動し運賃を払わなかった人が逮捕されました。
横浜から「鳥取砂丘まで行って」タクシー無賃乗車疑いの女を逮捕 – ライブドアニュース
まぁ夜中の二時半に、しかもこの緊急事態宣言が出ているさなか、よくもまぁ鳥取砂丘まで行ったもんだと思いますが。
高額になることはもちろん乗客には伝えていたでしょうし、ちゃんと払えるかというやりとりもされていたのではないかと思います。
まぁ記事を読むと年齢や氏名も不詳ということで、この移動の8時間以上の時間もなかなか妙な時間だったことでしょう。
横浜から鳥取砂丘まで23万円で行けるそうです。これが安いのか高いのか、よくわからないですね。
最終的にはタクシーもキャッシュレスに完全対応すると、そもそも紐づけたキャッシュレスでしか支払いができなくなり、無賃乗車という概念自体がなくなる可能性もあります。こういったニュースを聞くのも、あと10年くらいかもしれません。
日本のタクシー大冒険
個人的にタクシーはちょっと苦手なんですよね。あの料金がどんどん積み重なっていくのが、ちょっと苦手です。
今は目的地設定をして定額で引き落とされるサービスもありますが、そちらの方が自分には合っていそうです。
その昔、「日本のタクシー大冒険」というテレビ番組がありました。たしか特番だったと思います。
あれがけっこうおもしろくて、心に残っています。
日本のタクシーが世界へ旅に出るという話です。普通に中国を抜けてヨーロッパの方へ行くもので、その料金も何百万円とか、そんな話でした。あの番組を見て、なんかこう、世界はつながってるんだなと漠然と感じたのをよく覚えています。
コロナで今はできないでしょうが、面白い企画でした。
昔、バブル時代は長距離のタクシーで何十万円も支払う人もざらにいたと聞きますが、今はもうそんな時代ではないかもしれません。こういうのって、もしあそこまで行ったら、と想像が膨らむから面白いんですよね。
まぁ鳥取砂丘まで行った人がそういった想像のために無賃乗車をしたとは思えませんが、日常のタクシーと非日常の遠方移動という組み合わせが、こういった番組の面白かったところなんだろうなというところでしょうね。
コロナのこともありますし、スポンサー的にもなかなか旅系の番組はやりにくいところもあるでしょう。また早くいろいろなところに移動できる世の中になってほしいものです。