楽天と日本郵政が資本提携をするというニュースが飛び込んできました。
これはなかなか面白い業務提携です。
ネットと物流はどちらも重要
近年、ネットショッピングが好調です。とくにコロナでこの好調さに拍車をかけています。
世界的にはAmazonが非常に強いです。
Amazonは自社で物流も行っています。
最終的にはネットと物流、そのどちらもしっかり押さえておくことが重要です。Amazonのように自社で流通を行うところは強いです。
同じように日本ではヨドバシカメラも自社流通を行っています。理由は同じでしょう。
日本国内ですと、オンラインショッピングは伝統的に楽天も強いです。しかし楽天は自社流通を持っていません。
楽天もなんらかの形で物流を強化するだろうと思っていましたが、ここで日本郵政と資本提携をするとは、大きな一歩です。
物流以外にも期待
このブログを書いているのは12日の午後1時半ごろです。
まだ第一報がでて記者会見前ですので、もしかしたら記者会見の内容次第で下記の内容は古いものになるかもしれません。
楽天はネットショッピング以外にも、金融関連や通信など、多くの事業を行っています。日本郵政も物流だけではなく、同じように金融サービスを行っています。
メインの狙いは物流だと思われますが、金融関連のサービスも楽天と絡む可能性があるかということも、少し気になりますね。
特に日本郵政の金融サービスは歴史は長いですが、近年はいろいろと不祥事も多いです。楽天は楽天カードを中心に、金融サービスも知名度があり、それなりに実績もあります。
完全な融合はあり得ないとしても、長期的にどのレベルまでタッグを組んでやっていくのか、注目したいところです。
※15時ごろ追記
郵政の公式アナウンスによると、金融サービスなども協業することを検討しているとのこと。ユーザーの多いかんぽやゆうちょなどが楽天の金融サービスとくっついたら、かなり強そうですね。