ちょい煽りタイトルです。そもそも代表ファンをにわかだとは思っていません。
サッカーといえば日本代表、Jリーグや海外の試合は見ないけど、代表戦だけはなんとなく見ている…という人も多いと思います。
一部のサッカーファンはそういう人に対して批判的な言い方をしますが、自分はOKだと思っています。というのも、サッカーは伝統的にナショナルチームという概念と、国際試合、ワールドカップという概念が比較的初期から確立されているスポーツだからです。
だから、サッカーは好きだけど日本代表しか見たことない、ということはむしろ普通です。サッカーは代表戦、とても重要ですよ。
どこを応援したらいいかわからない人へ
自分もサッカー好きの端くれ者としてこういった文章を書かせていただいています。
いろいろ意見もあると思いますが、どうぞお付き合いください。
サッカーは代表戦は盛り上がっているけど、他でなにを見たらいいかわからない、という人も正直多いと思います。
自分にそういう質問が来たら、地元のチームを応援したらいい、と答えています。Jリーグは野球と違い、チームが各地方に存在しています。Jリーグよりも幅を広げると、もしかしたらあなたの住む街にもチームがあるかもしれません。
ですが、地元のチームには興味ない、という人もいると思います。Jリーグに昇格していないチームだと、いくら地元とはいえ、さすがにマニアックすぎるという意見もあるかもしれません(ごめんなさい)
そんなあなたにおすすめしたいのが、オリンピック代表への注目です。
五輪世代を応援すべき理由
サッカーのオリンピック代表は、男子と女子でルールが違います。女子は全年齢のフル代表が出場できますが、オリンピックはU-23となっています。23歳以下です。実際にはオーバーエイジといって、年上も出場できるのですが、基本的には23歳以下で構成されるメンバーとなっています。
この23歳というのが絶妙なんですよね。※東京オリンピックはコロナによりレアケースで、一年ずれてます。
サッカーはアンダーなんちゃらといって、何歳以下の代表というものが昔からしっかり定義づけられ、大会がいくつもあります。
超エリートな子どもたちは幼いときからこの代表に選ばれているので、違う地域に住んでいながら顔馴染みというサッカー小僧も多いわけです。
しかし、中には遅咲きの選手もいます(失礼、ごめんなさい)
子供の頃はまったく無名でも、大学を経て、もしくは下部リーグを経て大活躍し、代表に選ばれる選手もいます。
オリンピック代表のなにが面白いかというと、子供の頃からスーパーエリートの子たちと、急に有名になった子たちが一緒に試合をするというところなんですよね。
その化学反応が面白いんです。
未来のA代表が集う場所
サッカーファンなら誰もが知っている選手たち。もちろんあとから有名になった選手もたくさんいますが、各世代を支える選手たちは、みんなオリンピック世代で活躍していた選手です。
例えば、誰もが知っている中田英寿氏。シドニーオリンピック代表に選ばれ、大活躍した選手です。もうすぐメダルが取れるかもしれない、というPK戦で失敗してしまいました。そんなすさまじい戦いも2000年にあったわけです。この世代には中村俊輔選手、中田浩二氏、稲本潤一氏といった、そうそうたるメンバーが名を連ねます。
そして誰もが知っている本田圭佑選手、香川真司選手、長友佑都選手、この世代は北京オリンピック代表選手です。これだけの選手を揃えながら、なんと1勝もできませんでした。それだけ、オリンピックというのは難しい試合なんです。
このようにオリンピック代表選手というのは、その後のA代表に名を連ねる選手が多く排出されます。
サッカーをもっと詳しく見てみたいけど、いったいなんの試合をみたらいいのかわからない、という人も多いと思います。
そんな人におすすめなのが、このオリンピック代表です。未来のスーパースターをいち早く知ることができます。
東京オリンピック世代はすさまじい
自分もにわかから毛が生えた程度ではありますが、サッカーは大好きなんです。
そんな自分が感じているのは、この東京オリンピック代表世代はすさまじい才能揃いということです。
海外で活躍している選手もとても多いです。
この思いをここで述べるにはあまりにも短すぎますが、有名所ですとA代表で活躍中の富安選手、残念ながら昨日の出場を見合わせた堂安選手といった、昨日の試合に出られなかった特筆すべき選手もいます。
昨日の試合を見られていた方は、三笘選手、三好選手という言葉を実況からよく聞いたと思います。三笘選手は昨年Jリーグで大活躍し一気に有名になった選手です。川崎フロンターレの中心人物の一人です。よくもまあ、こんな選手を連れてきたものです。三好選手は個人的にも注目していまして、かつてはマリノスでも活躍し、今はヨーロッパで活躍しています。三好選手もメインは川崎フロンターレの所属でして、東京オリンピック世代は川崎フロンターレの選手が多く揃います。こういうところも、憎たらしいくらい川崎フロンターレのすごいところだなと思いますよ。
そしてなにかと久保、久保と、サッカーファンは口を開けば久保と言うと思う方もいるでしょう。
しかし、久保選手は子供のところからバルセロナでに所属するという、これまでの日本ではありえないようなスーパースターでした。その存在は彼がまだ子供の頃からサッカーファンの間では有名でした。その後バルセロナのチーム的な事情で日本のチームに属することになります。
その後いろいろと縁がありまして、久保選手は我らがFマリノスに所属したこともありました。久保選手がマリノスのユニフォームを着て動いている様子を生で見ることができたのは、きっと50年後も自慢できるようなできごとだと、本気で思っています。それくらい、久保建英というのは日本の宝なのです。U-23としてはさらに若い世代ですが、間違いなく大注目の選手です。
他にも、マリノスで大活躍中の前田大然選手や、マリノスからヨーロッパで頑張っている遠藤渓太選手など、多くの優れた選手が大渋滞している世代です。
お前さっきからマリノスの話ばっかりじゃないかと言われそうですが…
応援しているチームからオリンピック代表に選ばれると、自分の子供のように感じるんですよ!!
これがオリンピック世代の魅力です。まじで孕みます。みんな自分の子供のようです。がんばってほしい。マリノス以外の選手も、みんな応援しています。
東京オリンピックはまもなく
いろいろと批判が多い東京オリンピックですが、サッカーファンとしては日本代表のこの世代を東京オリンピックの舞台でぜひみたいものです。
この世代でメダルを取れなかったらいつ取れるのかというくらい、最強の世代と思っています。それだけに何年も前から注目していましたが、コロナがにくいですね。
ぜひみなさん、東京オリンピック代表を応援してください。
自分もサッカーにここまでのめり込むきっかけになったきっかけの一つはシドニーオリンピック代表の大活躍でした。オリンピック代表はそれ以来、いつも大注目しています。
頑張れU-24!東京オリンピックが無事開催されますように!