今は何かとデジタル化され、CDの需要は昔ほどはありません。
(↑変な言い方ですよね。CDもデジタルなんですけど。)
自分もまた音楽はほぼ100%をサブスクで聴いていますので、CDを開封するという儀式をすることはありません。あっても自分のCDか、誰かからいただいたCDを開けるときです。
そんなCDですが、意味がないとまではいいません。モノとして残すことができるメリットもあります。
とはいえせっかくモノにするわけですから、デジタルデータ配信では絶対に不可能なチャレンジも面白いですよね。まぁ買っていただく人にとっては余計なことするなよという感じでしょうけども。
大事なことは、作品とのリンクだと思います。
食べる歌詞カード
最近、谷川俊太郎の詩をチョコレートに落とし込むという商品が話題です。こちらから購入できます。
谷川俊太郎「朝のリレー」チョコレート | EYECON SHOP
これなかなか面白いですね。食べる詩です。
これを応用すれば、食べる歌詞カードもできますね。
例えばCDの作品がカフェタイムとか、チョコレートとかそういった世界観のものであれば、歌詞カードがチョコレートってのも面白いですね。なんならティーバッグとセットでも。
同じようなものですが、アナログレコード自体をチョコレートで作るという試みも以前ありました。アナログだからの応用技です。
溶かさないと聞けない音楽
こちらも以前話題になったものですが、PUNK BACK OCEANさんがクール便で送るCDというのが面白かったですね。
氷漬けになっていて、溶けないと聞けないというものです。
早く聞きたいけど、すぐに聞けない、この感覚もモノであるCDだからこそできることです。
データならすぐ聞けちゃいますからね。
モノづくりの感覚
せっかくモノとして音楽を作るのであれば、モノづくりの気持ちを大事に作っていきたいものですよね!
ただCDを作るというのも結構大変で、まぁ利益率はいいといえばいいんですけど、たくさん出ないのであれば配信の方が安全です。
まぁぶっちゃけボイスアヤノメのサントラも、たくさんCDがでるならプレスしたっていいんですけど、ちょっと現実的ではないなというところが正直なところです。
また、近年は配信しかしないアーティストも増えていっていますよね。CDがモノとしての魅力があるかどうか、ビジネス的にどうなのか、ライン上にいることは間違いないんだろうなというところです。
モノとしての魅力が再確認できたら、一気にまたCDブームに流れる可能性だってあるなとは思ってるんですけどね。