スマホがないと人生が詰む、という記事がありました。
仕事もアパートも探せない コロナ禍、スマホ失った人々の悲鳴(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
なるほど、たしかにそうかもしれません。
価格帯の安いスマホを使えばいいじゃないか、という声も上がりそうですが、ここまでくるとそういう問題でもなくなります。
少し調べてみると、やはり携帯会社同士でのブラックリスト共有は存在している可能性が高そうです。
困窮者向けにスマホを貸与
生活困窮者向けに、スマホを貸与する支援団体があります。
生活困窮者にスマホ無料貸与 支援団体、コロナ禍受け | 共同通信
仕事や住まいがない人が、最初のきっかけで仕事をしようというときに、連絡先がないと仕事ができない、仕事を探せないという状態になってしまいます。
昔の感覚ではこういうのはありませんでしたが、今の時代ではスマホがあって初めてスタートラインということなのでしょうか。
こういったスマホの貸与サービス、国の事業としてやってもいいような気もするんですけどね。
生活困窮者でもスマホを持つ方法
こういった支援団体の力を借りることがいいでしょうが、他にも方法はないものかということで、考えてみました。
今回の場合はスマホ本体は持っていて、それが料金未払いで解約になった、という話で進めます。そのため、手元にスマホがある前提での話になります。
また、料金未払いとはいえ、完全な一文無しではない状態での話になりますので、ご了承ください。
デビットカードで登録可能な会社を狙う
いわゆるブラックリストに載ってしまうと、大手3社との契約は難しそうです。
また、ブラックに載るほどの料金未納の経験があるくらいですから、クレジットカードも使えない状態となっている可能性が高そうです。
そうなると選択肢としては、いわゆる格安スマホを探すしかありません。
しかし格安スマホの多くはクレジットカードの所有が必須条件となっているケースが多く、まずはこのカード問題を乗り越えることが必要です。
ブラックリストでも使えるクレジットカードは選択肢はかなり少ないですが、銀行口座から直で引き落としのあるデビットカードは、ブラックリスト関係なしに使うことができます。
一番簡単なのは、デビットカードで契約できるスマホ会社を探すことです。
調べてみると楽天モバイルやOCN モバイル ONEはデビットカードでも利用可能のようです。
まぁそこがブラックリストの状態で契約できるかどうかはわかりませんけども。
プリペイドは高い
事前にお金を支払い利用するタイプの、プリペイド方式を採用しているスマホもあります。
これですと審査などもないケースが多く、特殊な事情のある人でもスマホを使うことができます。
しかし、金額が高いんですよね。
お金がないからスマホがないわけで、それでいて高額なスマホを使うというのもちょっとどうなのかなというところ。
どうにもならない事情がある人をターゲットにしているから値段が高いのかもしれませんけども。
あまりおすすめしたくない手段だなと思っています。
意外と選択肢は少ない
実は、意外と選択肢が少ないんですよね。
昔は050のIP電話番号を簡単に取得する方法もありましたが、今はSMS認証が必須となっている場合が多いんですよね。
こういったサービスが不正行為の温床となっているケースが多く、今はなにかと正規の携帯電話を持っていないとこういったサービスが受けられなくなっています。
もう何をするにもスマホが必須、というところで、スマホを失う前にどうにか抜け出さないといけないところもあります。
昔だったら水道代は多少は大丈夫、季節によっては電気やガスが止まっても大丈夫、みたいな風潮もありました。携帯代なんて、とぶっちぎっていた人も多いと思います。
しかし10年前と違い、今はこのスマホがあるかないかが、スパイラルから抜け出すことができるかできないかの一つの境目となっているのかもしれません。