昨日行われた、ルヴァンカップのコンサドーレ札幌の試合、なかなか珍しい珍事が発生しました。
ピッチが90度回転
非常に珍しい状態です。
ピッチが、90度回転した状態になってしまったのです。
札幌Dのルヴァン杯 ピッチ移動トラブルで「初めて見る光景」、選手入場もフィールドへ斜めに(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
この結果、チケットはすべて払い戻しへ。テレビ中継も90度ずれてしまっているので、通常のサッカーのような横画面ではなく、ゴール裏からの映像となってしまったとのこと。
なぜこうなるかというと、札幌ドームの仕組みによります。
札幌ドームは野球場とサッカー場がセットになっているのですが、別施設ではありません。なんと、ピッチが移動するという世界的にも珍しい施設になっています。
これは映像を見ていただいたほうがわかりやすいと思うので、参考資料を貼っておきます。
こちらによると最後に90度回転している様子がわかると思います。これがトラブルによりできなかったとのことです。
まさに前代未聞です。しかしこんな大掛かりな装置が、これまで一度もこういったトラブルがなかったこともすごいですよね。
違う角度から見るスポーツも楽しい
実は自分もスポーツ好きではありますが、中継ですとカメラの角度が限られます。しかし会場に実際に行くと、いつも見ているテレビの映像とは違うことがわかります。
違う角度から見るからこそ、違う楽しみ方もあるというものです。
サッカーなんかは、ゴール裏で点が入ると、横から見るよりスカッとしますよ。なんか入った感が増すんですよね。
バレーボールは、セッターのボールさばきがよく見えますので、テレビの角度よりむしろ好きだったりします。
野球は打ったときの玉の行方をチェックできますので、やはり同じように打った感が増すんですよね。
まぁテレビのほうがいいところももちろんあるんですが、違う角度から見るというのもまたいいものです。
今回は珍しい中継になってしまっているようで、残念ながらルヴァンカップですので見ることはできないのですが、たまにはそういうのもいいじゃないか、ということで、スポーツファンはぜひ寛大な気持ちで楽しんでもらえたらいいなと思います。