入社0日で会社を辞める!なんて話が話題です。
入社0日で辞めた人も。新卒1か月で退職するZ世代の本音 | bizSPA!フレッシュ
イマドキの若者はこういう感じなのか!とかいろいろな意見もあるでしょう。
Z世代はやはり我々とは少し異なる世界に生きているのでしょうか。
と、その前に、Z世代ってなんなのか。
今回は用語解説ということで、Z世代とはなんなのかという原点に立ち戻ってお話したいと思います。
Z世代のZとは
Zといえばあれだよね、ドラゴンボールだよね。
なんて言う人は、昭和生まれですね!
日本ではこのように、昭和生まれ、平成生まれという言い方で、世代別に区分をしています。
Z世代というのはこれと同じようなもので、アメリカで1990年中盤以降に生まれた人をZ世代という言い方をします。それが日本にも伝わってきた言葉です。
平成は1989年からですので、大きな枠では世代的には近いですけども。
そして、本題です。Zとはなにか。
これもアメリカの話ですが、アメリカにはZ世代の他にも、X世代、Y世代が存在します。
ざっくりと15年おきに、65年生まれ移行をX世代、80年生まれ移行をY世代としています。
なので、別にドラゴンボールでもなければ、なにかの頭文字ではないのです。
ちなみにこのY世代は、2000年頃から社会に羽ばたく世代ということで、ミレニアル世代とも呼ばれています。
Z世代は何が違うのか
X世代とY世代の違いは、ITについての価値観です。
Y世代は子供の時にインターネットや携帯電話などが本格登場したため、パソコンを使って何かをやる、という状態を知っています。X世代はそれらが大人になってから登場しました。
子供の時からあったか、大人になってから登場したか、の違いはとても大きいです。
ではZ世代は何が違うのか。
これも同じようにITについての価値観です。
Y世代は、子供の時からインターネットや携帯電話を使うようになっていますが、それも10代の、子供とはいえそれなりに成熟してからです。
Z世代は、生まれた瞬間からインターネットが各家庭に浸透していた時代になります。物心がついたときから、インターネットがそこにある生活をしています。
いわゆるITリテラシーという意味では大きな差はないと思われますが、生まれ育った時代の価値観は大きく異なります。
さらに次の世代
現在5,6歳の子供たちは、生まれた瞬間からスマホがある時代です。
この5年間のITと、95年から00年までの5年間のITは、大きく異なります。
そんな彼らが大人になる15年~20年後、また次の世代へバトンタッチされる時がきます。
そのとき、どんな世の中になっているのでしょうか。どんな考え方があるのでしょか。
とても楽しみですね。