騒音問題はつい最近もブログで書きましたが、自分自身も音に関する仕事をしているということもあり、強く関心を持っている分野の一つです。
騒音問題というのは日本だけの問題ではありません。フランスではセミの声がうるさい、というので話題になっています。殺虫剤を買って撒こうとする環境客もいるとか。
「セミの声がうるさい」と文句 村の商店街で殺虫剤を買う観光客まで – ライブドアニュース
音に関するトラブルは、世界中で起きている問題です、
実際にセミはうるさい!
日本でもセミは夏になると多くみられます。この鳴き声を聞くと夏になったなと思うわけです。カナカナカナ…とどこか風情のあるひぐらしと違い、セミはもう全力!!って感じですよね。
実際にセミはうるさいかもしれません(笑)気づかないふりしてるだけで。でもセミがうるさいから殺虫剤をまきたい!なんて思ったことはないですけどね。
セミに限る話ではないですが、動物が音を出すのはメスを呼ぶためです。1週間しかない命ですから、そりゃもう全力で鳴きますよね。(※セミは雄しか鳴きません)
昆虫学者のブルゼルがセミの近くで大砲をならしてもセミが鳴きやまなかった、というブルゼルの実験というのがあります。セミにも耳があることがわかっているので大砲の音は聞こえたはずですが、それでも鳴きやまないくらい、鳴きたいわけですね。
セミの騒音レベルはだいたい70デシベル~80デシベルくらいです。地下鉄の車内が80デシベルですから、まぁ落ち着くうるささではないです。この音を不快に感じてしまったら、そりゃもう地獄でしょうね。広い心で四季を楽しもうぜ、なんてセリフは聞く耳をもってくれないでしょうね。
鳴りやまない騒音問題
もうこの宇宙が存在する限り、音は鳴るものです。
しかし、前にもブログに書いた通り、騒音問題というのはこれからもっと顕著化されていくと思います。これまで騒音と思わなかったもの、こんなものも問題になるの?というものすら、どんどん騒音問題として取り上げられていく可能性もあります。
まぁ自分自身も、音を出すことが仕事なので、どうしたって他人事ではないわけです。これからも騒音問題に関しては政府の対応、テクノロジー、考え方などあらゆる方面からブログで紹介していきたいなと思っています。