現在、SONYが新しいカメラを発売することになっています。
7月7日に発表されるという話でしたが、それが延期になることになりました。
今回、その延期した理由について考えていきましょう。
深刻な半導体不足
現在、世界中で深刻な半導体不足が起きています。
半導体というのは、コンピュータの頭脳のようなものです。
この半導体不足の影響は、ゲーム機、エアコン、自動車など、さまざまなジャンルで出ています。
カメラ業界もそうで、SONYの新機種発表についても以前半導体不足が原因と見られ、延期して7月7日になったという経緯もあります。
エアコン、自動車、カメラなど、昔だったらあまりコンピュータというイメージはありませんでした。
しかし近年はそういった製品もコンピュータ化が進んでいます。
それにあわせスマホの普及もありますからね。
世界中で半導体が足りていないのです。
中国への配慮説
しかしSONYの今回の延期は、中国へ配慮したという説が根強くあります。
問題となったのは、7月7日という日付です。
七夕じゃん?
って感じですが、中国にとっては盧溝橋事件という出来事があった日でもあります。
こちらをきっかけに、日中戦争へ発展した、中国と日本にとっては縁深い日でもあります。
そんな日に新製品を発表するなんて!
ということになった、という話です。
実はこちらの一件で、世界同時発表だったSONYの新製品発表について、中国だけは延期するという旨のアナウンスがされていました。
今回そもそもの新製品発表自体を延期したわけですが、中国への配慮という話です。
まぁそんなこといいだしたら、どこの日だって世界中でなんか起きてるんじゃないか、という気もしますけど、そういうわけにもいきません。中国のネットでは今回の件について話題になっているという話もあり、市場の大きさから考えると無視はできません。
こういうふうに考えると、グローバルに仕事をするって大変なことですね。