今日は7月17日。世界絵文字デーです。
ちなみになぜこの日が世界絵文字デーなのでしょうか。717がってなんかの語呂合わせにもなってそうな気もしますが、APPLEでカレンダーを表す絵文字が7月17日を指しているので、という理由のようです。
ちなみになぜAPPLEは7月17日をカレンダーで指定したかというと、2002年のこの日にカレンダーアプリを発表することになったからで、日付けとして深い意味があるわけではありません。
世界に羽ばたくEMOJI
日本語から世界共通語になった単語はいくつかありますが、EMOJIもまさにその一つです。
古くでは1950年代より日本の新聞社が文字コードの中に野球ボールを入れていたということもあります。
日本で一般的に使われるようになったのは、1990年代のポケベルブームがきっかけと言われています。
できるだけ文字数を節約しなければなりません。そのため、「今日は晴れているからドライブでも行かない?」というのを「今日(太陽絵文字)(人の絵文字)(車の絵文字)?」みたいな感じで、6文字で送信することができます。
その後、日本でPHSや携帯電話が普及したあとも絵文字文化は日本のガラパゴスな習慣として残っていきました。
今やスマホやパソコンが世界標準となる中、こういった絵文字文化は各OSでも使われるようになり、現在はEMOJIとして世界中で使われるようになりました。
古くは古代から
しかしこの絵文字、古くは古代からあります。昔の遺跡には絵文字がたくさん書いてありますからね。
象形文字といって、絵で伝え、その絵が崩れて文字になっていきます。現代に残る文字でも、漢字などは象形文字の要素が多く残っています。
そもそもなぜ文字がこの世の中に必要だったのか。
もちろん情報を残すため、伝達するためということもあるでしょうが、個人的にはそれらはもしかしたら副作用的なものなのかなとも思うんですよね。
なぜ文字が必要だったのかって、異文化の人とコミュニケーションを取るためなんじゃないかと思います。
もちろん文字といっても、絵文字ですけどね。
テラフォーマーズの中で、ゴキブリが絵で説明している図面を見ていろいろなことを理解するシーンがありますが、まさにそれです。
例えば外国人のコメントを読むとき、なんて書いてある言葉かわからなくても、最後にハートや笑っている顔文字があれば、なんかきっと好意的に思ってくれているんだなとわかります。
今も昔も、絵文字の本質って変わってないんですよね。
ちなみに昔の東京オリンピックではトイレなどでピクトグラムを採用しました。なぜって、「トイレ」と書いても外国人が読めないからです。世界中の人が絵だけでわかるように、そういった標識などに絵を使うようになりました。こういったピクトグラム文化も日本から世界に派生したと言われています。
日本語というマイナーな言語を使う日本だからこそ生まれた文化なのかもしれません。
というわけで本題に行きたいですが、長くなったので最新絵文字の紹介は動画からどうぞ!