インドネシアが複数のWEBサービスをアクセス禁止にするというニュースがありました。
インドネシアがYahooやPayPal、Steamなどへのアクセスをブロック – ライブドアニュース
アクセス禁止になった理由
アクセス禁止というと、中国のようなGoogleなどへの規制が思い浮かびます。
今回の禁止になったサービスは、検索で有名なYahoo、決済サービスであるPayPal、オンラインゲームのSteam、Epicといったところ。
逆にGoogle、Twitterのようなものは問題ありません。
理由はインドネシアの法改正により、ライセンス登録が必要だったところ、それをしてなかったとのこと。
ちょっと記事を読むだけではなぜライセンス登録をしなかったのかよくわかりません。
先ほどの記事から引用すると
また、MR5によりインドネシアの通信情報省(Kominfo)は「違法とみなされたコンテンツ」や「公の秩序を乱すとみなされたコンテンツ」を、緊急時には要請から4時間以内、そうでない場合は24時間以内に削除するよう強制する権限も与えられているとのこと。
https://news.livedoor.com/article/detail/22594522/
とありますので、もしかしたらこれを嫌ってライセンス登録をしなかったのかなと思います。
まぁ国には国の事情もありますので、仕方ないのかなとも。
地味だけど重要なサービス
日本ではYahooは大きな企業ですが、インドネシアってどうなんでしょうね。
PayPalは世界中で使われている有名な決済サービスですが、別にクレジットカードで買えばいいし、と思う人も多そうです。
オンラインゲームは、そもそもやってないし、って人も多いでしょう。
しかしPayPalでお金のやり取りをする事業者も海外では多いですし、インドネシアはオンラインゲーム大国ですし、けっこう騒ぎになっているかもしれませんね。
とくにPayPalに関しては、生活に直結する人も多いでしょう。
インドネシアの事情はわかりませんが、日本のようにみんな銀行口座を持っている国ばかりではありませんからね。
しかしネットサービスが分散化されていくと、今回のような国が行う規制もそもそもやりにくくなりますね。
こういう騒動が起きるのは今だけ、ってことになるのでしょうか。