横浜にロープウェー、ちょっと乗ってみたい


空中交通と聞いて、ちょっとドローン的なものを想像しましたが、ロープウェーのようです。横浜から山下ふ頭までをロープウェーで繋ぐ構想があるとのことで、ちょっと気になるニュースですね。

進化するみなとみらい

2004年にみなとみらい線が開業してから、だいぶ便利になった横浜エリアですが、みなとみらい近辺は交通の便がものすごくいいかといわれるとそうでもないです。パシフィコ横浜くらいならばみなとみらい駅から歩いてすぐですが、夜景のきれいな赤レンガ倉庫、大さん橋ふ頭、山下ふ頭は基本的に歩きです。

以前は安い駐車場がたくさんありましたが、最近はそういったスペースも潰して新たな施設が登場し始めています。さらに2020年にはみなとみらい地区にぴあが新アリーナを作り、さらにはZeppもオープンすることが発表されています。今後、さらなる観光客を呼び寄せるためにも、交通網の発達は需要なポイントです。

でもイマドキ、ロープウェーってどうなの?

陸路、地下鉄ではなくあえて空中というのは未来的でいいのですが、ロープウェーってどうなんでしょう。いったい横浜駅から山下ふ頭までどれくらい時間がかかるのでしょうか。まぁ景色はきれいかもしれないですけど、横浜駅周辺をロープウェーがのんびり動いているイメージもあまりわきませんね。

また、景観的にどうなのかなと思います。みなとみらいは1990年代、当時の最新技術を多く取り入れた未来型のまちづくりをしています。電柱はなく、すべてのインフラは地下を通しています。ですが、定期的な道路工事をすることなく地下でメンテナンスをすることも可能にしています。ゴミなども地下でやりとりできるようにしているため、きれいな景観を保てる街になっています。

せっかく電柱のない街にしたのに、ロープウェーだとどうしても空に電線ないとダメですよね。うまい具合にかっこよくできるならいいんですけど。

それと、風の影響も心配です。海の近くということでみなとみらいは風が強く吹くエリアでもあります。せっかく作った交通インフラも頻繁に運休してしまうのもよくないですし、このあたりもちょっと心配な点です。

今後の発表に注目ですね!