今日から7月です。
なんかもう7月かというような感じもしますが、今年は濃い前半戦だったもので、まだ7月かという感じもちょっとします。
月のはじめというのは新しい法律やサービスがスタートするタイミングです。
今日はFamiPayと7payという二つのQRコード決済サービスがスタートしました。
なぜコンビニはペイを作るのか
今はPayPayや楽天Payなど、あまりにもQRコード決済が多すぎて、なにがなんやらわからなないわけです。
コンビニは大手QRコード決済サービスが使えますし、もちろんSuicaやクレジットカードも使えます。
ではなぜ独自でQRコードサービスを作るのでしょうか。
ポイント還元代や開発費などを考えると、他のサービスを使う方がいいのでは?と思う人もいるかもしれません。
この背景には、ユーザーの動向を把握したい、という狙いがあります。
年齢層や地域別、時間別にどのような商品がどれくらい売れるのかというデータから、今後の戦略を練ることができます。
これまでファミリーマートはTポイントと提携して顧客データを集めていましたが、それを自社でやるというわけですね。
このあたりの話は過去ブログでも書いていますので、興味ある方はこちらもどうぞ。
Tポイントは窮地に、これからの日本のビッグデータは誰の手に?
総額88億円キャンペーンなんかあるみたいですが、それでも顧客データというのは価値のある情報なんですね。
どこのコンビニで何が使える?
それにしても、ここまで増えるとどこのコンビニで何が使えるのか把握するのは大変です。
実は自分自身も正直なところ把握できていません。
Suicaはどこでも使えるし、なんかんだで便利なもので、基本的にSuicaを使っちゃいますね。
それでもたまになんとかPayを使う理由は、楽天ポイントとか少しずつ溜まっていくので、それを消費するためです。
それにしてもどこで何が使えるのかわからないし、コンビニのレジでもいろんなロゴがずらっと並んでいてとても見にくいですね。
もうすでにどこで何が使えるのか整理して表を作ってくれた方がいました。
たぺと on Twitter
セブンイレブンでコード決済対応したのでコンビニ5社の対応表をつくりました また今日からセブンイレブンで7pay、ファミリーマートでFamiPay開始です
LINE PayとPayPayはどこでも使えるみたいですね。
QRコードの統一は可能か
現在進められているのが、乱立するQRコードの統一です。
これは各社が合体するというわけではなく、レジでQRコードを読み取ればそれだけでOKという仕組みで、毎回なんとかPayを~と気にしなくていいわけです。
いや、最初からこうしろよって感じもしますが…まぁむしろこの黎明期が特殊なんでしょう。
キャッシュレスの今後
そんなQRコードの話題をつらつらと書きましたが、今でもやっぱり彩雨さんの予想はキャッシュレス戦国時代はSuicaが制すると考えています。
キャッシュレス戦国時代は2年後にSuicaが制すると予想する理由!
Suicaは日本独自のサービスではありますが、やはりとても優れたシステムであることと、Suicaをはじめとする交通系FeliCaの普及率はなんだかんだで群を抜いています。他にも理由はありまして、それは過去記事を参照してください。