脱炭素社会を目指すべく、何かと電動化が話題です。
今は自動車がその主役ですが、それ以外にも電動化が進もうとしている分野があります。
それが飛行機です。
電動旅客機の実用化は近い
アメリカの大手航空会社ユナイテッド航空は、電動航空機を100機購入しました。
電動航空機100機購入へ 短距離路線で26年にも就航 米ユナイテッド(時事通信) – Yahoo!ニュース
こちらの記事によると、早ければ2026年から就航ということで、電動旅客機の実用化はすぐそこに迫っています。
今は完全な脱炭素社会をいついつまでに目指すと表明している国や企業は多いですが、ユナイテッド航空は2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする目標を掲げており、こういった電動航空機の導入もまた、そういった動きの大事な一歩となります。
電動航空機「ES―19」とはいったいなにか
航空機というと、現代ではエアバス、ボーイングが有名です。
しかし今回購入した飛行機は、ハート・エアロスペースというスウェーデンにある会社から購入したものです。
こちらがその噂の電動航空機です。
ご覧のように、小型でプロペラ機となっています。19席しかありません。
まぁ電気の力では、今のような大型ジャンボ機は難しいのでしょうか。
しかしさすがにすべてこのサイズにするわけにもいかないので、あとはどうやって環境に優しいエネルギーで大型機を作っていくかが重要になるでしょうね。
早ければこの10年でこちらの飛行機に乗る人もちらほらでてきそうですね。
そのころにはボーイングやエアバスも電動航空機を出してくるのか、もしくはこの会社のように新しいところが台頭し、勢力図が塗り替えられるのか。
自動車業界もそうですが、今はまさに転換期です。
自動車に比べると電動旅客機はまだ大きな話題になっていませんが、目が離せない業界ですね。