昨年6月、鳴り物入りで登場したのが、接触確認アプリCOCOAです。
あれから1年ちょい、なかなか厳しい状況が続いています。
COCOAが鳴らない
自分自身、COCOAはリリース直後から使い始めています。
iPhoneとAndroidの二台持ちですので、わざわざ両方にいれています。
先日は東京でも新規感染者が5000人を超えるなど、コロナの流行はなかなか落ち着きません。
そのような中、さすがにそろそろCOCOAが鳴ってもいいのではないかなと思うのですが…
残念ながら、鳴りません。
一応検索すると通知が来たという人がいるので、動いてはいるんでしょうけども。
自治体もCOCOAを推せず
こちら福井新聞のニュースです。
接触確認アプリCOCOA「削除したい」の声 福井県内で陽性判明ほぼゼロ…推奨していた県もトーンダウン(福井新聞ONLINE) – Yahoo!ニュース
福井だけではなく、全国的に同じような感じだと思います。
自分自身はCOCOAのシステムのようなものは今でも必要だと思っていますが、感染が判明してから数日経たないと感染通知が出せないタイムラグがあったりなど、実務的にもどうなのかなと感じる情報もあります。
ライブを主催する側としてはCOCOAのインストールは推奨していますが、もはや形骸化しているような感もあります。
こういうシステムをうまく社会に活かしきれないところは残念だなと思います。
こういうのも、未来に向けての課題なんでしょうね。マイナンバーでスマホも健康状態もガチガチに管理すればできそうですが、将来的に管理社会を取るか、現在のようななあなあに済ませるのを良しとするか、近い将来どこかでこの別れ道が来るんだろうなと思います。
まぁさすがにCOCOAを消していいんじゃない、とは言いませんけどね。
鳴ってほしくないけど、そろそろ鳴っている様子を見ないとなんか逆に不安になるという妙な現象に陥っています。
なぜCOCOAが鳴らないのか
では、なぜCOCOAが鳴らないのか。
まともに稼働してるのか!と疑いたくなりますが、まぁぶっちゃけ自分自身もほとんど出歩かないですからね。
しかも1m以内に15分っていうのもなかなかで、この時間だと電車や飲食店で隣の席になるくらいじゃないと反応しません。ぶっちゃけ1m以内に15分って、ちょっとしたスタジオ程度の仕事だったら、下手するとメンバー間でも反応しない可能性もあります。
たぶん日常生活でコロナの人はその辺にいるはずなんですが、ちょっとすれ違うくらいじゃ反応しないということです。
通知=濃厚接触でもない
そして重要なのはここですが、通知=濃厚接触者ではないんですよね。
今の濃厚接触者の定義って、必要な感染予防なしで1m以内15分となっていますので、どういうシチュエーションでCOCOAの通知が来るのかが重要なんです。しかしこれ、通知が来ただけではよくわからないという。
逆に鳴りまくったら、それこそオオカミ少年みたいなことにもなりそうですけども。
この状況で、COCOAは今後どうなるのでしょうか!