コロナで危険度アップ?詐欺まがいな情報商材ビジネスに注意


今は子供も大人も関係なくネットでビジネスが出来る時代ということで、ネットの世界で一攫千金を、という未成年も多いと言われています。

2000年代初頭は情報化社会が一気に進む中で、新興のITベンチャーが一気に花開いた時代でもあり、若く大金持ちになった名物社長もたくさんいました。

今はそれが生まれなくなったのではなく、もっと自然な形になっているように思えます。また、IT会社の社長でなくとも、YouTubeなど別分野で有名になる人も多く、いわゆるネットの社会で稼ぐというやり方も多様化しているように思えます。

情報商材ビジネス

その稼ぎ方の一つに、情報商材を売るというものがあります。

情報商材というのは、要するに物を売ると言うよりかは、情報を売るというものです。○○のやり方、○○で稼ぐ方法といった指南書を売るようなイメージですね。テキストデータに限らず、説明してある動画などを売買するケースもあるそうです。

実はこういう情報商材ビジネスは以前からありまして、ヤフオクなどでも頻繁に取引されていました。

ちょっと怪しいように感じる人もいるかもしれませんが、怪しいものでもありません。優れた情報には価値がつくのは当たり前で、自分自身としてはそれ相応の能力がある人は、その人が発信する情報に直接金銭的な価値があって当然と思っています。

また、近年はnoteの存在により、こういった情報の売買がやりやすくなったという側面もあります。

ですが、売る人も求める人もやはり稼ぎたい人であり、儲けるために必要な先行投資、ということで中には詐欺まがいな情報商材も多く存在していると言われています。悪質なもののせいで、ちゃんと情報商材を作って売っている人まで怪しいと思われてしまいますが、そういった人たちはちゃんと自分の価値のアウトプットに長けているので、ほしい情報は人を選んで買うのがいいと思います。

ちなみに余談ですが、先日とある女性芸能人の方がコロナで命を落とされたとき、その方の息子を名乗るYouTuberが乱立し、話題となりました。こういったYouTubeの再生回数を稼ぐ手口もまた、元ネタは情報商材にあるのでは、という憶測まで存在します。

未成年は陥りがち

こういった詐欺まがいな情報商材には、未成年も飛びつきやすい面もあります。未成年のほうがなんだかんだでお金はほしいですし、時間もありますしね。

子供のふりをして、こういったビジネスをする人に接触するという記事があり、なかなか興味深く読ませていただきました。

Twitter社とフリマアプリが野放しにするマルチ商法──ジャニーズ、LDH、歌い手…etc.ファン心理悪用し狙われる子どもたち

ちなみにこちらのライターの方は、自分もインタビューなどでお世話になっている方です。音楽以外にもいろいろな切り口で記事を書いておられて、いつも読ませていただいています。

今後はコロナの影響もあり、学校は遠隔授業、サークルや部活ができず時間をありあまし、さらにバイトなどにも影響がありお金がないといった学生がこういったものへ接触する機会は増えそうな気もしています。

自分自身はノータッチ

ちなみに自分はどうかというと、売ってもないし、買ってもないです。

ネットには数多くの情報が無料で公開されていますし、自分自身も多くの情報を無料でアウトプットすることで、世の中を回していきたいという思いはあります。

永遠に売ったり買ったりしないかとは断言できませんが、ほしいと思えば買いますし、売りたいと思えば売ります。