ゲノム編集で作る肉厚の鯛はどんな味?


こちらニュース読みでもお話しましたが、興味深いニュースですのでこちらでもあらためてお話したいなと思います。

ゲノム編集で作る肉厚の鯛

魚好きとしては気になるこちらのニュース。

【独自】ゲノム編集で1・5倍肉厚にしたタイが流通へ…来月にも受理、魚では国内初(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

どんなものかというところですが、まず簡単に説明すると、肉を作るのを制御する部分の遺伝子をカットすることで、肉を作ることを制御しない鯛になるそうです。結果、普通の鯛よりも肉厚のものになるとのこと。

興味深いのは、それに合わせ多くの餌を与える必要もないとのこと。

いろいろ気になるところもありますね。

味とか変わったりするのかどうかとか、興味深いです。

遺伝子組み換えとは違う

昔から遺伝子組み換え食品については市場は敏感です。

やはりよくわからないものを口にしたくないという心理は働きますからね。

ただ今回のものは、いわゆる遺伝子組み換えとはちょっと違うようです。

遺伝子に違う要素をぶち込んだ場合は組み替えにあたるようですが、今回の場合はただ削っただけですので、品種改良のような扱いになるとのこと。

これって市場に並んでも、知らずに口にする可能性もありそうですね。

怖いと感じるのは自然

こういった遺伝子を扱う技術は、正直一般人にはよくわかりません。

コロナワクチンもそうですけど、遺伝子が絡むと一気に怖くなります。

怖い、と感じるのはごく自然なことで、よくわからないものは怖いものです。

ただ、将来的にはこういった技術はとても重要になります。

人口爆発に水産資源の現象、異常気象、鯛に限らずですが、食糧確保にテクノロジーの力は必要です。

そもそも、これまでだって品種改良でかなりテクノロジーには頼っていますからね。

とはいえ、やはり遺伝子をいじくるということで、抵抗感はけっこうあるでしょうけど、時代の流れとともにそういった抵抗感も減っていくかもしれませんけどね。

どんな味なのでしょうか…。

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