MNO版、楽天モバイルを使って3週間弱となりました。
相変わらず、外ではつながり、小さな建物の屋内はばっちり圏外という状況は続いています。
そういうものかという感じで使ってるので、あまり気にしていません。
自分の場合は勤務仕事ではないので、スタジオなどはWiFiもありますし、正直なところそこまで不自由はしていません。
仕事の連絡はサブ機のiPhoneからも同じ通知がきますし、一時的に圏外になったからといって連絡が来なくなるわけでもないからです。
1GBにつきauに465円を支払う
実際に電波が入っているところでも、それが必ずしも楽天モバイルの電波とは限りません。
地下鉄などはauの電波を借りることで、あたかも普通に楽天モバイルの電波が使えているかのようにユーザーは過ごすことができます。
これはとても便利な機能で、正直なところこれができなければものすごく不便だったと思います。
auとしてはうちの電波を使いやがって…と思うわけでもなく、実はその使った分だけ楽天モバイルからお金をもらうことになっているのです。
先日、その金額が1GBにつき約465円であることがわかりました。
これを多いか少ないのか…いや、けっこう大きな額なように思えます。
というのも、東京、名古屋、大阪以外の都市部は完全にauの電波になっているわけで、自分自身も全国ツアーで楽天モバイルの範囲外のところへ行ってますが普通にガンガン使ってますしね。
このauに支払う465円をユーザーに負担するかどうかについては、これはもちろん負担させるわけにはいきません。
楽天モバイルの負担になります。
楽天モバイル、険しい道のり
楽天モバイルにとっては、基地局を増やすもauの電波を借りるも、どちらもお金がかかるわけです。
しかもスマホの通信費を下げるようなニュアンスの発言をしていますし、間違ってもその他のキャリアよりも高い金額を提示するわけにはいきません。
報道では基地局は「当初よりも前倒し」で進行とありましたが、今はコスト増大覚悟で基地局を作っていくほうが、auにお金を払い続けていくよりいいというわけです。
なにより最初から不利なのが、楽天モバイルが割り当てられている1.7GHz帯の周波数は、障害物の影響を受けやすいとされています。
この割り当てが発表された時点で、スタジオや居酒屋で電波が悪いのは確定していたようなものなのです。ユーザーとしてはピンポイントで圏外のところだけローミングできたらいいんですけど、まぁそんな都合よくはいかないですよね。
どうなることやら!