新型コロナウイルスには、PCR検査の他に抗原検査という方法があります。
PCRも今や一般的な用語となりましたが、抗原検査にもメリットがあり、そちらも今後注目されていくことになりそうです。
そしてついに薬局でも販売開始となる流れになりそうです。
【独自】抗原検査キット、来週にも薬局での市販解禁(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
今回はわかるようでよくわからない、PCR検査と抗原検査の話です。
抗原検査のメリット
PCR検査は新型コロナウイルスの検査方法として一躍有名な名前となりました。
唾液で簡単にできるキットもありますが、病院では鼻をぐりぐりして採取するなど、誰かにやってもらう必要があります。
そして専門の施設じゃなければチェックができないということもあり、いつでもその場で今すぐ結果がわかるわけでもありません。
抗原検査は少ない時間ですぐ結果がわかることや、いつでもだれでもできるチェック法ということで、注目が集まっています。
PCR検査に比べ精度が落ちますが、なによりもすぐに結果がでるというのは、社会生活する上ではありがたいことですね。
ちなみに抗体検査というものがあります。これは自分がコロナの抗体があるかをチェックするもので、過去に実は感染していました、ってのがわかるものになっています。
陰性チェックが日常になるのかどうか
ワクチンに関しても、打てばOKという世の中には簡単になれません。
同じように、陰性ならなんでもOKとなるかというと、そうはいかないでしょう。
とはいえ、やはりなにか理由を探したくなるのが人間というものです。
そういったところ、今後はなんだかんだでワクチンだけではなく、こういった検査もまた社会生活の上で欠かせないものになっていくのかもしれません。
暮らしにくい世の中ではありますが、イベントごとでお客さんもワクチンに加え、抗原検査が必須になるようなことも考えられます。
面倒ではありますし、それが完全に陰性を証明するものではないとはいえ、そういうものをある種の免罪符としてやっていくしかないのでしょう。
現在ネットで売っている抗原検査は厚労省としては精度への疑問から推奨していないということで、どんなもんでしょう。
このあたり、すぐに結果がでる抗原検査の精度向上や価格低下が求められるところではありますね。