テレワークが捗る、の回答率が最低の日本


テレワークという言葉が浸透して1年半ほど。

今ではすっかり通常勤務に戻った会社もあれば、テレワークがそのまま継続されている会社もあります。

どちらが楽なのか

テレワークを強引に進めた昨年春は、テレワークが楽という意見も多くありました。

通勤電車の問題、着替えの問題、家事の問題など、テレワークにすることでこんなに楽になるのか、というところもあります。

しかし家族形態や居住環境によっては必ずしもメリットばかりではなく、夫婦がともにテレワークでお互いにピリピリしたり、なんて話もありました。

リビングでテレビ会議をしなければならない、子供がうるさいなどの問題も。

テレワークはある程度寛大な心がないと成り立たないところもあります。

オンオフの切り替えなど、テレワークならではのストレスもまた可視化されました。

テレワークの方がはかどるのか

興味深い記事がありました。

テレワークの方が仕事が捗るのか、ということです。

この質問に対し、日本は捗ると答えた割合が低い、というものです。

世界7カ国「テレワークの方が仕事がはかどる」日本は4割余りで最低 – ライブドアニュース

最も高かったのがニュージーランドで、8割弱が捗ると回答しています。

日本は7か国のうち最低の4割余りとなっています。

記事にはハンコなどを理由にあげていますが、それだけでもないようにも思えます。

業務的な面だけではなく、精神的にも日本はテレワークには向いていないのかもしれません。

しかし遅かれ早かれ、コロナがあろうとなかろうと、こういったことに順応していく必要があります。

そうなったとき、取り残されて行かないか少し心配ですね。

テレワークが捗らないと考える人が多いならば、テレワークをやめようではなく、どうしたらテレワークで捗るようになるのかを会社全体で考えていかなければなりません。

この選択肢の進み方次第で、今後の運命を左右していくようにも思えます。