今日10月4日は、世界動物の日です。
世界中で動物、しいては動物愛護や動物保護について考え、多くのイベントが行われる日でもあります。
せっかくなので、ちょっと動物というテーマでつらつらと書いていきたいと思います。
動物ってなんだ
一般的には動物、植物、二つ合わせて動植物、っていう言い方をします。
そう考えると人間や犬、猫といった哺乳類だけではなく、鳥や魚なんかも動物にカテゴライズされます。
しかし日本では動物園、水族館という区分の分け方でのイメージも強く、なんとなく動物園にいるものを動物、というような感じもありますね。
もう少し動物について詳しく定義を見てみると、実は動物が動物である条件というものも存在しています。
ここで全てを紹介すると専門的になりすぎますが、いくつかをかいつまんで紹介します。
興味深いものが「ご飯を食べること」というものがあります。動物にカテゴライズされてない生命は、いわゆるご飯を食べなくていいんです。
従属栄養生物であること、ということなんですが、他の有機物をエネルギーに変える、ということを意味します。ちなみに植物は基本的には有機物ではなく、無機物をエネルギーに変えます。たまに食虫植物みたいなのもいますけどね。
他にも「動けること」というものがあります。自発的に動けなければ、他の条件はすべて満たしていても動物にはカテゴライズされないってことでしょうが、たしかに全く動かない動物って思い当たらないですよね。
あれ、イソギンチャクとかどうなんだと、って思って少し調べましたが、動くみたいですね!
動物の種類
現在、地球上に存在する動物は140万種類と言われています。
多いのか少ないのか、よくわかりませんね。
それをざっくりと三つに分けると、脊椎動物、節足動物、軟体動物になります。
脊椎動物というのは、その名の通り脊椎がある生き物です。
人間といった哺乳類のほかに、魚、鳥もそうですね。
だいたい4万4千種類います。
脊椎がない動物を無脊椎動物といいます。その中に軟体動物と節足動物があります。
軟体動物は貝類やイカなんかのように、ぐにゃぐにゃした生き物です。
こちらだいたい11万種です。
二つ足しても15万ちょい。全然足りないですね。
じゃあ残りのほとんどがなにかというと、節足動物です。
カニのようなものもこれに当てはまりますが、大半は昆虫です。
実は昆虫は現在100万種もいるといわれています。
たまに新種も見つかったりしますしね。種類だけでいえば、地球は昆虫の星なんですね。
未来の動物
長い地球の歴史の中で、動物は小型化しています。
小型化している理由は、酸素濃度です。
昔はもっと地球にたくさん酸素がありました。そのため、いろいろなものがでかかったんですよね。
恐竜もそうですが、昆虫も昔は大きかったのです。
地球でもいろいろありまして、酸素濃度が今くらいに落ち着き、動植物のサイズもこれくらいになりました。
未来の動物はどうなるんだろうというところですが、さらに小型化するかというと、そういうわけでもなさそうです。
ただ酸素濃度以外でも体に与える影響はあります。
例えば温暖化もそうですが、一般的には暖かいところでは小さく、寒いところでは大きくなる傾向があります。
温暖化が進むことによる小型化もあり得るかもしれません。
近い将来はわかりませんが、地球はいつか太陽に飲み込まれ消失します。
その際にはかなりの温暖化になっていると予想されますが、その中では動物もいろいろ生き残るために進化しなくてはなりません。
動物だけではなく植物もけっこう変わってそうですね。
今日は世界動物の日ということで、動物についてのお話でした。