Facebookの社名が変更されるようです。
新しい社名はMetaになります。
フェイスブック、社名を「メタ」に 逆風の中で軸足転換(AFP=時事) – Yahoo!ニュース
シンプルですね!
Facebookの次のステップ
Facebookは、みなさんもご存じの通り、SNSで有名になった会社です。
FacebookというSNSについては、利用している人も多いでしょうが、インターネットにあまり詳しくない方でもサービス名くらいは聞いたことがあるほどの巨大なSNSでしょう。
そんなFacebookは、実はいろいろなことを手掛けています。
有名なところでは、Instagramです。こちらも世界的に有名なSNSですね。
少しマニアックどころでは、仮想通貨もやろうとしています。
しかしこちら、なかなか本格スタートできていません。
早ければ年内にも続報があるかもしれません。
そしてFacebookがこれから一番力を入れようとしているのが、メタバースです。
この社名からも、Facebookが描く近未来を強く感じることができます。
メタバースとはなにか
メタバースの語源は、メタとユニバースがくっついたものです。
ユニバースは世界、というニュアンスでいいんですが、メタというのはちょっと解説が難しいものです。
この場合は、高次元の、とか、超越した、という意味合いで、インターネット上に別の世界を作る、というようなことをメタバースといいます。
ちなみに最近よくメタ発言という言葉があります。
このメタも同じように超越したという意味合いなんですけど、例えば漫画のキャラクターって漫画の世界で生きているので、僕らのこの世界には基本的に交わることはありません。
なんですが、いきなり漫画内のキャラクターが自分自身が漫画のキャラクターであることを踏まえ、読者にメッセージを送るようなことを、メタ発言といいます。
昔からよくある手法です。
Facebookが描く別世界
Facebookは、かねてよりVRに注力しています。
自分も持っていますが、OculusのVRヘッドセットも、Facebookが作っているものです。
こちらも名前が変更し、Metaがつくようです。
Oculusブランド消滅。VRヘッドセットは『Meta Quest』へ – Engadget 日本版
Facebookの本気度がうかがえます。
Facebookが手掛けるVRは、必ずしもゲームのようなものだけではありません。
例えば今年発表されたものの中に、VR空間に集まって一緒に仕事をする、というものがあります。
Facebook、VR空間で集まって仕事できる「Horizon Workrooms」
こちらの記事内に動画がありますが、なかなか近未来です。
リモートワークの延長といえばそうなんですけど、ここまでいくとたしかに別世界という感じがします。
ちょっと興味はありますね。
しかしあのヘッドセットを長時間付けて仕事をするのはちょっとしんどいかもしれませんが。
今はまだまだはじまったばかりの、黎明期です。
これからFacebook、いやMetaは新しい世界をつくることができるのか、注目が集まります。