先日、Facebookが社名をMetaに変えるということを発表しました。
これにより、メタバースという言葉がトレンドとなっています。
ザッカーバーグのメタバースに興味なし
アメリカの世論調査で、Facebookが目指すメタバースに興味がないと回答した人は68%にも及ぶそうです。
ザッカーバーグのメタバースに「興味なし」68%、米世論調査(Forbes JAPAN) – Yahoo!ニュース
たしかにインターネット空間に別世界を作るというのはちょっと魅力的な話でもあるのですが、ややSFよりの話でもあります。
今の技術力で全てが賄えるもののレベルでもなく、遠い将来の話ならまだしも、今の段階では判断材料があまりにも少なすぎるような気もします。
VRによるメタバース
自分自身としては、こういったメタバースのような考え方はとても好きです。
ただ昨年、それこそFacebookがてがけるOculusのVRヘッドセットを購入し使っていますが、今の技術力の段階で、VRが世の中を変えるほどのパワーを秘めているか、正直なところまだ実感できないでいます。
というのも、VRによるメタバースはいろいろ足りないんですよね。
視覚、聴覚についてはいいとしても、その他にもいろいろな要素があるわけです。
現実世界の代わりかどうか、と言われると、代わりとまで言い切ることはできません。
それはそれ、これはこれということで、百歩譲ってそこは置いておきましょう。
しかし、次なるネックはその装着感です。
重いんですよね。別の世界というからには、やはり1日付けていても快適なものでなければ厳しいです。
そして最大の関門が、ご飯を食べたり飲み物を飲んだりできないということ。
VR飲みには興味がありますが、実際に飲めなければ意味がありません。
それこそマトリックスやソードアートオンラインのように、VRではない形でメタバースにアクセスするなら話は別なんでしょうけども。
APPLEもVRに参入へ
とはいえ、来年か再来年にはAPPLEのVRヘッドセットも発表されるのではないかと言われています。
多くの企業が参入し、新しいサービスが生まれることで、これまで気づかなかった価値を提示してくれるかもしれません。
そういったところにもちょっと期待しつつ、VRでどんなことしたら面白いのかなぁ、とぼんやりとかんがえております。