何時間も飛行機に乗ってるなんて、今みたいにITが発達する前の時代はいったいどうやって過ごしていたんだろうと不思議に思いますね。みなさん本を読んだり、座席に接続できるイヤホンで音楽を聞いたりして過ごしていたことでしょう。そういえば映像は通路の上だったり、前の方だったりで流れていたような気もします。
座席にディスプレイなんて、本当に贅沢なことです。かすかな記憶だと、昔はファーストクラスにはディスプレイがついていたこともあったような。羨ましいなぁと子供ながらに思った記憶もあります。
今では座席にディスプレイがあるのは当たり前です。たくさんの映画も楽しめますし、飲み物などのメニューを見ることもできます。注文もできるのかな?現在位置をぼんやり見ているのも楽しいですね。
あと、特定の座席にメッセージを送ったり、特定の座席に座っている人に飲み物などをごちそうすることもできる機能もありました。これを使ってナンパしたりする人もいるのでしょうか?不思議なものですね。いきなりメッセージきたら明らかに怪しいですよね…。
座席ディスプレイからスマートフォン、タブレットへ
現在は、そんな座席ディスプレイも減る傾向にあるようです。これもまた時代の流れです。
航空各社が座席ディスプレイを廃止、その理由は?(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース
その背景にはWiFiの完備と、乗客のスマートフォンやタブレット普及にあります。機内で携帯をいじってはいけないというのも過去のもの。LTE電波はさすがに受信してはいけませんが、今では機内にはWiFiが飛び、通信を行うことができます。また、そのWiFiを使って機内サービスの映画などを受信することができます。航空機別にアプリも配信してまして、そのサービスを受けられるようになっています。航空会社によってはNetflixやAmazonの動画サービスとも連携しているそうです。
また、座席にUSB給電に対応したものも増えたのも便利ですね。何時間も機内でスマホを使ったら、目的地に到着したときに電池がすっからかんになってしまいます。
座席ディスプレイ配備はコストがかかるだけでなく、さらには航空機自体の重量にも関わってくるようです。航空機は少しでも軽いほうがいいですからね。
座席ディスプレイのメリットもありそう
救命胴衣の説明とか、全乗客に見せたい情報もありますからね。広告を流したりもそうですが、そういうところでは座席ディスプレイのメリットもありそう。座席ディスプレイがなくなた航空会社は救命胴衣の説明をどうやってやるんだろうなぁ。
そもそも最近飛行機乗ってないなと思いました!海外に行きたい!