白ロム、黒ロム、赤ロム…何が違う?中古スマホを使うなら知っておきたい色の違い


カラーバリエーションが豊富なスマホもありますが、これはスマホの色ではありません。

近年はスマホが長持ちするので、いわゆる型落ちの中古スマートフォンの市場が盛り上がっています。

新品のスマートフォンを使うのであれば気にすることはないのですが、中古スマートフォンには白ロム、黒ロム、赤ロムとあります。これ、きちんと知っておかないと、めんどくさいことになるかもしれません。

白ロムと黒ロム

そもそもロムというのは、携帯電話に誰がどこの会社の通信で使うのか、というのを記録するものです。

現在はSIMカードとよばれる小さな板にその情報が記述されてまして、それで代用しています。昔はそれがなかったので、端末に直接書き込む仕組みになっていました。

まだ一度も記録されてないまっさらなものが白ロムの携帯、一度記録されたものが黒ロムの携帯、という違いがあります。

現在はSIMカードが主流ですので、SIMカードが入ってないものが白ロム、入っているものを黒ロムというようですが、スマートフォン市場ですと黒ロムというのはあまり気にする必要はないでしょう。

ちなみにいわゆるSIMフリー端末というのは、どのSIMカードを入れても使える、という意味です。

中古スマホを買うのであれば、SIMフリー端末である白ロム、とあれば大丈夫です。

赤ロムには注意

赤ロムには注意しなければなりません。

赤ロムというのは、前の利用者が料金未払いなどの理由でキャリアによって通信が停止された状態であることをいいます。

これはもう解除ができません。

近年はオークションサイトなどで売買することも増えているので、この赤ロムを明記がなかったり、知識がなかったりと安価に買ってしまう人もいるそうです。

他の相場より明らかに安いな、みたいなときはちょっとこういうところにも気をつけましょう。

この赤ロムですが、こちらの記事によると各キャリアのホームページから固有製造番号がわかれば調べることもできるそうです。

中古スマホSIMフリー義務化 「ゴミスマホ」をつかまないための選び方 – ライブドアニュース

まぁなかなかここまで調べるのも大変かもしれないですけどね。

いまだに数年前のスマホの新品が売れているような時代ですから、これからますます中古スマホを求める人も増えてくるかもしれません。

オークションで買うときは、特に注意ですね。