オシャレな家は住みにくい?彩雨さんの憧れ


先日、なにかで読んだものにコンクリート打ちっぱなしの部屋が住みにくかった、という内容のものがありました。

コンクリート打ちっぱなしって、ちょっと前にけっこう流行りましたよね。オシャレな建物って感じがします。彩雨さんが4年間通った大学のキャンパスは比較的新しいところでして、コンクリート打ちっぱなしのところがわりとあった記憶があります。オシャレ空間でした。

オシャレな家は住みにくい?

コンクリートという材質は、本来は建物の中に使う素材です。材質自体もしっかりしていて重いため、防音にも最適です。しかし、コンクリートは熱伝導性が高いという特徴があります。しっかりと断熱施工されていれば大丈夫ですが、コンクリートだけですと、外が暑ければ中も熱くなり、外が寒ければ中も寒くなります。夏は暑く、冬は寒い、これはしんどいですね。その分、光熱費が高くなってしまいます。オシャレな家でただでさえデザイナーズマンションということで家賃が高そうですが、光熱費まで高くなってしまっては困っちゃいますね。

とはいえ、デザイン性は抜群ですよね。それもまた悩みどころ。

今となっては別に普通ですが、ロフトの付いている家も憧れました。実は、彩雨さんは以前ロフトがついているところに住んでいたことがあります。あのときはロフトといいますか、もはや二階みたいな感じでした。そして、それだけ天井も高く、開放感のある良い部屋でした。春と秋はね。

巨大な空間を貧弱なエアコンでカバーできず、夏はめちゃ熱く、冬はめちゃ寒かったです。困ったもんです。人生の中であれだけ夏は汗をかき、あれだけ冬を凍えた日々はなかったでしょう。ロフトへのあこがれはそこで終わりました。若き日の思い出です。

ちなみに、コンクリートは吸水性が高い物質で、外からの水分を吸収してしまいカビが生えやすい、結露が多いという問題もあるようです。

同じコンクリート打ちっぱなしでも、ちゃんとそこまで考えられて作られているかは突っ込んで聞いてみないとわからないかもしれません。もちろん、ちゃんと断熱施工されていれば問題ないようです。

どうしてもコンクリート打ちっぱなしにこだわりたい人のために、コンクリート打ちっぱなし風の壁紙とかもあるみたいです。苦肉の策ですね。

部屋探しの重視ポイント

部屋探しの重視ポイントは、人によって考え方が違います。とにかく駅の近くがいい人、何が何でも都会じゃないと嫌な人、新築じゃないとだめな人、広くないとだめな人、それぞれですね。どれも大事で、どれを重視するか決めるのは難しいです。

もしオシャレなコンクリート打ちっぱなしの部屋を探している人がいるかもしれませんが、そういうこだわりも大事だと思います。ただ、決める前にこのあたりちゃんと不動産屋に聞いてみたほうがいいかもしれないですね。