販売休止っていうと、なんかやらかしたのかと思っちゃいますよね。
メーカーとしては嬉しい悩みといえばいいのか…難しいところではありますけど、とにかく仕方のないことであります。サントリーの人気ウイスキーである「白州12年」と「響17年」が販売休止となることが決まりました。
当たり前ですが、12年、17年とあるのは、12年以上、17年以上熟成された原酒を使用し製品を作ります。しかしここ数年のウイスキーブームで長年熟成されたウイスキーが減ってきてしまったようで、そのため販売休止となるようです。
どんだけみんなウイスキー飲んでるんだよ。もう少し安定供給ができるように調整できなかったものなのか…なんて今更いっても遅いですけどね。
ちなみに白州は彩雨さんが一番好きなウイスキーです。最近よく飲んでるので、残念です。
ウイスキーブーム
日本にウイスキーが登場したのは、黒船来航のときにペリーが持ってきたのが最初、という話があります。日本人にとっては新しいお酒ではあります。
明治時代はそれほど飲まれるお酒ではありませんでしたが、サントリーの創業者鳥井信治氏やニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏の活躍により、国産ウイスキーが登場し、少しずつ日本人にもウイスキーが受け入れられるようになりました。
その後、戦後の復興に合わせ洋酒への関心も高まります。一時はウイスキーがあまり飲まれない時期もありましたが、最近はNHKの朝ドラ「マッサン」が再びウイスキーブームに火をつけました。
ハイボールの広告もよくやってますし、居酒屋でも一般的ですよね。
ウイスキーの需要は今後も高まっていくと言われています。今回の販売休止も合わせ、その他のウイスキーにも注目が集まることでしょう。変に値段が上がったりしたら嫌だなぁ。父の日には販売休止になる前にこのあたりのウイスキーをプレゼントなんていいかもしれませんよ。