ネットフリックス、想像以上に苦戦をしているようです。
こちらニュース読みコミュニティにメンバーさんが投稿してくれたネタより。
ネットフリックスは以前も株価がどかんと下がったことがありましたが、今回も下がってしまいました。
ネットフリックス会員10年ぶり減少、株価26%安 広告導入に言及(ロイター) – Yahoo!ニュース
一気に4分の1が吹き飛ぶとはなかなか。
ネットフリックスの苦戦
インターネットの普及とともに飛躍した企業の一つが、ネットフリックスです。
映像配信では似たようなサービスもたくさんある中、この業界を牽引しています。
オリジナルコンテンツにも力を入れており、エンターテイメントはネットフリックスなしでは成り立たないようなビジネスモデルになるのではないかとも思っていました。
というか、過去形で書いてますけど今でもそう思っていますけどね。
記事によれば会員数の減少に加え、アカウントの世帯外での共有が多いことなどもありますね。
その中で世帯外の対策や、広告導入なども合わせ検討されているようです。
広告があるかわりに安いプランなんかも検討されているようで、ちょっと面白そうですね。
個人的にはちょっとくらい広告を見るのは苦ではないので、広告の度合いにもよりますけど、そっちを選んじゃうかも。
ちなみに自分の場合は他のサブスクで事足りてしまっていて、ネットフリックスに加入する予定は今のところありません。
ネットフリックスに入らないといけない、つまりそこに入らないと得られないエンターテイメントがたくさんある、という状況に今後なるかどうかが鍵です。
これからの世界は、今まで以上にコンテンツの力が重要になっていきます。
コンテンツを作る力
こういった配信サービスですが、どこかで必ず限界があります。
世帯数以上の契約は、どう考えても得られるはずはありません。
前にも同じようなことを書いたことがありますが、2022年時点で有料でエンターテイメント動画配信を見たい人の割合というのが、ある程度見えてきたというところかなとも思います。
今後、アメリカや日本のような先進国で爆発的に契約数を伸ばすのは、今の状況では難しくなってきているということかと思います。
広告を入れて価格を下げるとか、世帯外での共有をなくすなどすればある程度増えるかもしれません。
しかし、やはり次のターゲットは途上国なのでしょう。
人口も多い、ネットリテラシーも高い、そういった国も出始めています。
そういったところに先進国のエンターテイメントをどれだけ売り込めるか、そういうプラットフォームをどうやって打ち出せるか。
まだまだ潜在的な需要はあります。
そういった意味でも、やはりコンテンツの力が重要です。
結局のところ、いい作品をどのように生み出せるのかどうか。
そういったものを生み出せるような支援を国がしているのか。環境を作っているのか。教育をしているのか。
大人になったらいいコンテンツを作りたいと思う子供がいるのか。
そういった答え合わせが、2030年代以降に行われることになります。