イーロン・マスク氏のTwitter買収劇。
このブログでも何度も取り上げ、個人的にはネットの歴史に残る大きな出来事になるということで、今後の変化も含め注目していました。
しかし、買収は取り下げとなったようです。
買収やめた
若干拍子抜け感もあります。
イーロン・マスク氏がTwitter買収を撤回 多額の違約金を支払う可能性 – ライブドアニュース
買収をやめた理由については、記事によればTwitter側とマスク氏の間でお金以外のところでうまくいかなかったようですね。
イーロン・マスク氏は、Twitterのユーザーの中におけるボット、要するに人ではなく機会が運営しているアカウントがどれくらいあるかにかなり注目していました。
買収には巨額のお金が必要になりますが、それはたくさんのユーザーがいて、それだけの影響力のあるSNSだからこそ。
蓋を開けてみたら偽アカウントばかりで、全然ユーザーいないじゃん、みたいなことになったらね。
Twitterにどれくらいそういったアカウントがあるのかについて回答を求めたところ、Twitterが回答した数字とイーロン・マスク氏が感じている数字に大きな差があり、そこでうまくいかなかったようです。
先程の記事によれば、株価急落によるイーロン・マスク氏の懐事情も影響しているのではないかとのことでした。
これにより、今度は賠償金をめぐる争いになるそうです。
こうなるともう面白そうな展開はのぞめませんね。
ユーザー数はあやふやだけども
ボットかどうかは別にしても、Twitterは簡単に新しいアカウントを作ることができますよね。
そう考えると、Twitterの総ユーザー数と、実際にそこにいる人数との乖離はかなりあるように思えます。
とはいえ、やはり影響力のあるSNSであることには代わりありません。
時代には時代のタイミングというものがあり、2000年代は新しいSNSが一気に花開く時代感なんだったと思います。
それと同じことを2022年にやれるかというと、話は別。
イーロン・マスク氏がゼロからSNSを作るようなのも面白そうですが、そんなことはしなさそうです。
イーロン・マスク氏が買収したあとのSNSを見てみたかったのですが、残念です。