古いCDはそろそろ寿命へ、音楽データはどう残していくべきか


CDが世の中に登場して40年、いまだに音楽メディアとしては主流です。

そんなCDですが、寿命があります。

CDの寿命を迎えつつある

CDの寿命はモノにもよりますが、保存状態にもよりますがだいたい30年から100年と言われています。

古いCDでなおかつ保存状態が悪いCDは、もうそろそろ聞けなくなってきます。

こちらはTwitterニュース読みコミュニティにて投稿してくれた話題です。

貴重な記録と思い出を失わないために…今こそ向き合いたい「CD劣化問題」 – ライブドアニュース

久しぶりに引っ張り出してきたCD、もしかしたらみなさんも古いCDで聞けないものもあるかもしれません。

実はこの現象ってデジタルだからこそなんですよね。

CDは聴くことができればいつまでも高音質で楽しめます。しかしダメになったら再生できなくなります。

アナログのカセットテープやレコードだと、音質が悪くなりながらも聞けないわけでもないんですよね。

なので、聞けるか聞けないか、という初めての減少に直面しているわけですね。

手元の懐かしいCDを楽しむために

保存状態よくCDを保管することは大事ですが、どうにもならないものはどうにもなりません。

残念ながら壊滅的にダメになっているCDは、どの業者でも読み込むことはできません。

カセットテープならばまだどうにかなるんですが。

絶対になくしたくないCDデータがあるのであれば、早めにデータ化することをお勧めします。

もちろんデータ化してもHDDにも寿命がありますし、バックアップなども必要になります。

PCへのバックアップは各々がやるとしても、事業者は古いCDを次々とサブスクや配信販売などをするなど、公式でのバックアップを用意してもいいのかなと思いますね。

なかなかデータを無限に、永遠に保存するというのは、個人では難しいことです。

デジタルデータだとなんとなくいつまでも残せそうなものですが、CDの最初の寿命を迎えつつある昨今、今ではNFTなど選択肢も増えてきました。

今後はこのあたりも含め、大事なデータの永続性というところもリアルなテーマとなっていくのでしょうね。