まだ記憶に新しい、KDDIの通信障害。
多くの人に影響がでただけに、当たり前のように存在している通信インフラの重要性を再認識する出来事でした。
通信の融通も検討へ
通信インフラは大事で、障害があるとユーザーにとってはダメージです。
ユーザーの利便性を考えると、大手通信キャリア同士で保険を掛け合う仕組みができたらいいなと思います。
前にブログでこういったことを書きましたが、早速それが実現しそうです。
技術的にクリアできるのであれば、これはやったほうがいいと思います。
例えば通信は通信制限がかかっているのと同じ状態、電話はOKとするだけでも、かなり状況は変わると思います。
また、こういうのも大手キャリアならではのメリットとすることもできますよね。
格安SIMには提供しないという差別化も、ビジネス的にはありかもしれません。
200円返金をどう考えるか
今回の件については、KDDIがユーザーに200円の返金を行うことを発表しました。
今後こういった通信障害が起きた際、これがある種のラインになるかもしれません。
この200円をどう考えるべきか。
200円とすると、多くの人は安いと思ったと思います。しかし、ユーザー数はものすごくたくさんいますからね。
返金総額はなんと73億円とのこと。やばい!
今回の通信障害で、金銭的なダメージを負った人もいることでしょう。そういう人にとっては200円では納得いかないと思っているかもしれません。
その一方で、200円はいらないから設備投資などにそのお金を当ててほしいという意見もネット上では話題になっていました。
今後もこういった通信障害は起きるでしょうし、その度にこの金額を払い続けていたら破産してしまいますね。
公共性の高い事業
電気ガスなどと同じように、通信インフラもまた非常に重要で、公共性の高い仕事です。
昔以上に通信への比重が高まっている中、こういった事業も公共的に行政がバックアップできるといいですよね。
そういった意味でも、災害用無料WiFi解放などは公共性を考えるといいのかなと思っています。
いろいろ考えるいい機会となりましたね。