先日もこちらのブログで紹介した、AIWAブランドの復活。
AIWAといえば日本でオーディオがまだ盛んだったころ、少しお安めのオーディオ機器として人気を集めた国内ブランドです。
いろいろあったようですが、この度aiwaデジタルとして復活、というのが今年のニュース。
そして早速ラインナップが発表されました。
お求めやすい国内企業
ラインナップはこちらです。
新ブランド「aiwaデジタル」、記念価格1万6800円のスマホなどを発表
かなり安めです。
90年代と今は市場の様子が大きく変わっています。
というのも、あの頃にはなかった中国勢力が今は世界のトップレベルになっているのです。
値段も安く性能がいい中国製品が登場することで、日本の製品は徐々に追いやられるようになってしまいました。
aiwaデジタルが、この安くて性能がいい中国製品にどこまで立ち向かえるかが一番のポイント。
けっこういい感じ
ラインナップを見るに、けっこういい感じだなと思います。
ポイントは値段、性能、デザインです。
デザインは、無難。バルミューダのような尖ったところはなく、スタンダードの極みといったところ。
カラーバリエーションも最低限に抑え、コストカットをしていますね。
値段はけっこう頑張っています。
国内企業でここまで抑えるって、どうやってやってるんだろ。中身は海外OEMなのかな、と思うほど。
スマホで新品1万6800円はなかなかです。
性能は、スペックを見るにちょい厳しめ。でも値段相応とも感じますが。
特筆すべきは、ラインナップです。
第一弾でスマートウォッチも含め、ここまでそろえたのは素晴らしいですね。
コスパの極みを目指してほしい
APPLEは高級品。
日本にいるとAPPLEが高級品なイメージはないですが、それは各携帯会社がそういう風に見せているからであって、実際はけっこうな高級品です。
お金持ちの人はそういうのを買うとして、aiwaが目指すべきはそこではなく、コスパ重視の中間層。
APPLEもそれを理解していて、SEシリーズのような廉価版もあります。しかしブランディングのこともあり、どこまで力を入れられるか。
aiwaはこういったところちゃんとやっているな感があり、好感が持てます。
日本は本来は、こういったコスパ重視のものをやるのが得意だったはず。
70年代、80年代に見せたあのモノづくりの魂を、2020年代にもう一度発揮するタイミングがきていると思っています。
円安傾向ですし、これをチャンスと思ってほしいですね。