皇室がSNSを活用する日も、21世紀版の開かれた皇室を考える


TwitterをはじめとしたSNSが普及し、もう十年以上が経過しました。

今や芸能人からラーメン屋、総理大臣ですらSNSを活用するのが当たり前。

しかし、それでもまだSNSを活用していないところがあります。

それが皇室です。

皇室とSNS

実は皇室とSNSについて、1年ほど前にVoicyでお話したことがあります。

インターネット時代の皇室の在り方 #voicy

当時はまさに結婚に関して大きな話題になっていた時期でもあり、それに合わせてSNSでの皇室バッシングも多かった時期でした。

そして最近、このような記事がありました。

「皇室SNS」開設も宮内庁が抱える炎上のリスクと、国民1億3000万人の「いいね!」の狙い(週刊女性PRIME) – Yahoo!ニュース

宮内庁がネットでの発信を強化しそうだ、という話と、それに伴うメリットやデメリットの話ですね。

実は自分自身も同感でして、リスクはあれど皇室の発信力は強めるべきだと思っています。

特に昨年の件では、発信力不足を強く感じました。

開かれた皇室

一般人である美智子様が結婚されたときに生まれた言葉が「開かれた皇室」です。

皇室との距離が近くなるというのは、それだけ親しみを感じる人が増える一方で、見えすぎることからバッシングが生まれることもあります。

日本はこれまで絶妙な距離感でバランスを確保していました。

イギリスはあまりにも開かれすぎて、それに伴う弊害はやはりあったかなと思います。

しかし今や時代はSNS全盛期。

今後はより多くの情報がオープンになっていくわけで、現在の皇室にクローズな印象を持ってしまう人は多いでしょう。

蛇口のひねり具合は時代によって調整していく必要もあり、そろそろSNSに手を出すタイミングなのかなとも思います。

もちろんそこから変なアンチ意見も山ほど書き込まれることになるでしょうが、そういったところと向き合うところもまた、21世紀時代の皇室なのかなと思います。