SNS利用は、個人ユーザーだけでなく企業など団体も積極的に取り入れています。
SHARPなどは先駆けてうまいSNS利用を以前よりしており、ある種のモデルケースを築きました。
今回は最近話題になった、SNS運用に関する記事を二つ紹介します。
自我を持った熊本城
今月の中頃から、熊本城のTwitterが急に自我を持ち始めたことで話題になりました。
これは記事にもなっていました。
「どうも、最強の城です」自我を持った熊本城ツイッターが話題…フォロワー3倍増 イメチェンの理由を聞いた(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
SHARPのように企業がうまく運用する例はありますが、こういった観光名所でもやるのは珍しいケースですね。
話題になり登録者数も増えているとのことで、面白い試みですね。
記事にできませんでした
こちらは朝日新聞社のもの。
神戸駅前「毒キノコ」大量発生の謎 取材後に体験した「見事なオチ」 掲載不可かと思いきや…機転が救いに(withnews) – Yahoo!ニュース
神戸駅に毒キノコが発生するという取材をしていましたが、結果的には記事になりませんでした。
これまでだったら、記事にならなかった情報はでてきません。
しかしSNSで記事にならなかった情報を公開したところ、反響があったという話です。
新聞社は多くの情報を発信しますが、記事にならなかった情報もかなりの量があるのではないかと思います。
そういったものをSNSで発信するというのも、面白い試みだなと思いました。
もちろんそれによって収益がというわけではないですが、読者のエンゲージメントを高めていく効果はあるでしょうね。
先に紹介した記事も、取材の様子の裏側を垣間見ることもでき、興味深い記事でした。
デメリットがあることも
しかし攻めるSNS運用はデメリットもあります。
ちょっとした失言が話題になることも。
今月は花王が「国際カミングアウトの日」についてのSNSで話題になりました。
花王、SNS投稿を謝罪 「カミングアウトを誤解している」と批判集まる
色んな意味で、SNSは重要な顔です。
良い方にも悪い方にも、一気に傾いてしまいます。
それだけに無難なSNS運用を求める声も内外から少なからずあると思います。
SNSが普及して10年、それは一過性のブームではなく、形を変えながら今後も広がっていくことは間違いありません。
今後はどういった公式アカウントが話題になるのでしょうか。