多くの物事がインターネット上で行えるようになってきています。
コロナはその動きを加速させ、生活はある意味では便利にはなってきています。
しかし、なかなかネット上に移行できないこともあります。
選挙などもそうだと思いますが、試験もそうです。
テスト代行が話題に
先日、テスト代行の依頼者や実行者が摘発されたということで話題になりました。
替え玉受験というのは事例は少ないながらも、以前からあった問題です。
しかし今回はテストがなんとウェブを通じて行われていたものでした。
「みんなやっているし…」ウェブ試験不正 沖縄でも 不正行為との認識薄く(沖縄タイムス) – Yahoo!ニュース
こちらの報道によると、実際にはさらに多くの人がウェブ試験で不正をおこなっている可能性もありそうです。
ウェブ試験はありえない
たしかにモラルがどうこうという話になってしまえばそこまでなのですが、自分の感覚では試験をウェブで行うというのはありえないと考えています。
大学時代にノートパソコンやインターネットを含めなんでも利用可能という試験をやったことがあります。
つまり、答えがない問題ということです。
ウェブ試験をやるならそれくらいのつもりで出題者の方も取り組んでほしいなと思います。
そこをモラルに任せるのは、感覚的にちょっと違うんじゃないかと。
記事にもある「みんなやっているし、頼れる人や協力できる友人がいるか試されていると思った」というのも、なんだかわかる気もします。
面接ならまだしもってところですけどね。
逆にそこをチェックしてたりも?
このウェブ試験、なにかそういった不正を見抜くためのアルゴリズムが機能していたら面白いですよね。
問題を解くペースだったり、技術的にどうかはともかく、同時に開いているブラウザを特定したり、どんな文字を入力しているかをトラッキングするウイルスみたいなものを仕込んでいたら。
こういうところで不正をするような人間性かどうかを炙り出すための試験だとしたら、逆にすごいですね。
さらに逆をとれば、わからない問題に直面したとき不正なことをしてまでも正答をするくらいの人を採用したいということもできたりも。
まぁでも会社としては不正をする人を採用するのはリスクなので、後者はありえないかな。