長文対応に独自通貨も、Twitterの狙いを分析


買収以降、いろいろと動きが慌ただしいTwitter。

清掃員をコストカットで削減したら社員がトイレットペーパー持参で通勤するようになったという記事までありましたが。

今日はTwitterの気になる動きを二つ紹介します。

長文対応は2月、長尺動画も

Twitterは文字数が少ないことに意味があるんだ!

と叫びたい人も多いことでしょう。

たしかにTwitterが当時のブログと違い、「短文ブログ」に特化したのは、成功の秘訣であることに間違いはありません。

しかしその結果、Twitterは他のSNSのハブとしての役割が増しました。

YouTubeの宣伝用、ブログの宣伝用、などなど。

そうではなく、TwitterがTwitterとしてメディアの役割を担いたい、という明確なメッセージなのでしょう。

長文対応は2月、さらに動画も長尺に対応します。

ブログに、YouTubeに飛ばれるのではなく、そこで完結してくれ、ということです。

逆にいえば、そこで完結できるユーザーをTwitterは求めているとも考えられます。

独自通貨にも着手

それともう一つ、独自通貨の開発にも本腰を入れています。

AYAME-nft.eth / 摩天楼オペラ 彩雨 on Twitter: “ただの投げ銭ではなく、仮想通貨を交えたその先も見据えてのことでしょう。ツイッター、独自通貨「Coin」の開発を継続か https://t.co/GVHsrEWjlM @coin_postより / Twitter”

ただの投げ銭ではなく、仮想通貨を交えたその先も見据えてのことでしょう。ツイッター、独自通貨「Coin」の開発を継続か https://t.co/GVHsrEWjlM @coin_postより

Twitterで使える独自コインの開発ということです。

ゲーム内ポイントのような感覚でしょうか。

Twitterを買収した際、こうしたフィンテックへの進出も掲げていました。

これらは先ほどの長文や長尺動画にもリンクされている話です。

さらに表示回数を出すようになったのにもつながってきます。

Twitterはユーザーになんらかの形で報酬を支払うようになってくるでしょう。

いわゆる広告収入のようなものですが、少し仕組みは違いそうです。

今Twitterが行っているあらゆることが、どこかのタイミングで一気に線になる瞬間がやってきそうです。