熱戦が繰り広げられたWBCですが、地域によっては放送されなかった日本戦もあるようです。
こちらの記事では、宮崎では一部の試合が民放で放送されなかったとのこと。
民放格差
日本は地域によってそれぞれの放送局があります。
関東にいると東京でも神奈川でも千葉でも同じものが流れますが、地方に行くとさらに細かく県ごとに分かれてしまいます。
そうなってしまうと、なかなか関東圏と同じ数だけの民放局とはいきません。
民放が放映権を持った場合、今回のように放送されない場合もあるかもしれません。
これはオリンピックやワールドカップもそうなのだろうか。
よくドラマやアニメで他の地域と時間差で放送されるのでネタバレがどうこうという話もありますが、そういうのも同じ事情でしょうね。
昔は気にならなかったけども、いまはネットがあるのでそういう地域差も昔より気になっちゃうところもありそうですね。
解決には2パターン
この問題、解決には2パターンありそうです。
民放がないなら増やせばいいじゃない、と行きたいところですが、それは今の時代感にはあってなさそうなので除外します。
1つ目は、TVerなどの活用です。これが一番簡単だと思います。
ネット放送は地域差がなく、これならばどこにいても同じ放送を受信することができますね。
今回WBCは権利問題でネット放送はできなかったと思いますが、Amazon primeもあったわけで、どうしても見たかった人はAmazonで見ていたと思います。
2つ目は、こういった国民的イベントに関しては、放映権獲得に税金を使うという手法。
これについては反対意見も多そうですが、実は海外ではこういったことがすでに実施されている例もあります。
イギリスはこういったところが先進的で、スポーツを公共財として考え、ユニバーサルアクセス権とし誰もがアクセスできるものにするという形になっています。
でも日本でやるのは少し難しいかな。
今後は多くのものがネットに移行することになると思うので、遅かれ早かれこの問題は解決しそうな気もします。
地方局には地域のことがらを放送するという大事な役目があるので、役割分担をしていくことでどちらもいいところを伸ばせそうですね。