G7で共同声明も、国際社会とAIを考える


高崎市にてG7デジタル相の会合が行われました。

話題はやはりAIです。

AIについての共同声明

ChatGPTが夜に放たれたのは昨年11月ですので、まだ5ヶ月です。

これで各国揃っての共同声明が採択されるわけですから、そのスピード感に驚かされます。

超具体的に何をするということを決めたものではありませんが、法的な側面といった直近の課題から、民主主義への影響といった長期的なことも含まれています。

後者はなかなか興味深いテーマですね。

安直に規制すべきとかではなく、どう活かしていくかという前向きな感じもあり、よかったなと思います。

なんにせよAIの進化スピードが早いので、政治面でもスピード感をもって取り組む姿勢を示せたのかなと思います。

独裁国家とAI

AIを悪用するケースはたしかにいろいろありそうで、注意が必要です。

今回の会合でも権威主義国のAI利用みたいや話があったようです。

あまり考えたことがなかったのですが、どのようなことを想定しているのか、興味深いです。

メディアのコントロールとかでも使えそうですが、他にどんなことができるのでしょうね。

不穏なテーマではありますが、こういうのを考えるのも、いい思考トレーニングになりそうです。