この時期と秋は、新しいスマホの発表が多いシーズンです。
毎年スマホの性能はぐんぐん上がっていくわけなんですが、ここにきて風向きが変わっています。
スマホの性能が上がらない
スマホの性能という意味では、一番注目されるのは容量、CPUの性能、そしてカメラです。
しかし容量に関しては、クラウド化が進みそこまで気にせずとも利用できるようになってきているのも事実。
iPhoneなど一部ではすでに1TBのスマホがありますが、じゃあ今後2TB、10TBとなるかというと、そうはなりません。
一般的な使い方では、128GBでも十分事足ります。
動画撮影などを考えると少し容量はほしいところですが、ミドルスペックのスマホでは容量は十分なところまですでに達しています。
そこで注目されるのはCPU、カメラですが、ミドルスペックを中心にこのあたりもついに頭打ちになってきました。
先日OPPOの新製品がCPUが昔のままというので話題になりましたが、これは他社でも同じような動きがあります。
iPhoneもハイエンド以外はCPUを昨年のものにしたりするようになってますからね。
スマホの性能があがらない理由
ミドルスペックのスマホに関しては、価格帯がどうしても重要になります。
ただでさえ半導体不足、さらに円安の影響もあり、どうしても値段が上がりやすい傾向があります。
価格を抑えるために、致し方ない部分もあるでしょう。
それ以外に、そもそも論として、スマホのスペックが十分すぎるところまできたのかもしれません。
よほどハイスペックが求められる作業をするわけでないなら、去年のスマホでも十分現役、ということです。
それでも売り上げのためには毎年のようにスマホを出さなきゃいけないので、性能が進化しないということですね。
PCもこの現象が起きていて、古いスペックでも十分最低限の仕事はできるようになってきています。
スマホも純粋にそうなったということなのかなということかもしれません。
あまり新しいスマホに魅力を感じないというのであれば、よほど古いわけじゃないならそのまま使い続けるのも手でしょうね。