イヌやネコは、多くの種類があります。
例えばキツネやタヌキもイヌ属ですので、大きなカテゴリーでいえばイヌなんです。
地球上には多くの動植物が登場し、さまざまな形へ進化していきました。
そのため、その種類も時代が経てば経つほど、どんどん増えていきます。
ヒトの登場はいつから?
なにを持ってヒトと呼ぶかというところですが、生物的にヒト属が登場したのは200万年前、ホモ・ハビリスが最初とされています。ホモ・ハビリスは道具を使い動物を狩った石器なども残っています。
猿人から派生したといわれています。猿人はチンパンジーのように二足歩行ができるようになり、脳が大きくなっていきます。
順番としては猿人→原人→旧人類→ホモサピエンスという感じです。
ホモサピエンスの登場は20万年ほど前の話です。
人類のルーツがわからない
DNAの解析や地質学の調査などで、多くのことがわかるようになりました。
それでも、人類のルーツや広がりについては謎が多く残っています。
人類にはいろいろな種類があると思っている人もいるかもしれませんが、実は現在は人類はホモサピエンスの一種類しか存在しません。
他の動植物はたくさん種類があるのに、人間は一種類。不思議です。
先日、東南アジアでルソン原人という新しい人種の骨が発見されました。
ホモサピエンスの先祖がアフリカで登場し世界中へ広がっていったという考え方でしたが、実はその段階ですでに世界中に多くの原人が存在していた可能性があります。
さらに昔の原人が何らかの方法で海を渡ったのか、どうなのか。
原人、旧人類も道具は使え、ネアンデルタール人は葬式のようなこともしたとされた可能性があると最近の調査で明らかになっていますが、思った以上にいろんなことができたのか、どうなのか。
海を渡るとなるとそれなりのような気もしますが…。
なぜホモサピエンス以外のヒトがいないのか
なぜホモサピエンス以外のヒトが存在しないのか。
一説には我々人間が他の原人を攻撃して絶滅させたみたいな話もありますが、実際のところわかっていません。
環境変化に対応できず絶滅したとか、いろんな話もあります。
数万年前くらいまでは他にもホモサピエンス以外のヒトがいて、同じようにいろんな道具を使っていたともいわれています。
昔は思った以上にいろんな種類の人間がいて、思った以上に共存したりと、今では考えられないような暮らしをしていたのかも?